2000年、私が24歳になる年の話です。
インドに入って4ヶ月目。
季節は雨季の真っ只中で、その日もリシケシュでは朝から大雨が降り続いていた。
荷物になるのが嫌で持ってなかったけど、
あまりにも雨が多いからとうとう傘を買うことにした。
これから北へ、北へと上がって行く。
リシケシュからローカルバスに乗って一時間ちょっと、
途中の町デラドゥンに到着すると、雨は更に酷くなっていた。
どしゃ降りの中ビーサンで水溜りをジャブジャブ歩いて、
目的地のムスーリ―行きのバスに乗り込んだ。
寒い。とにかく寒い。
ここがインドなんて信じられない寒さだ。
服も濡れてるし、足もしもやけになるんじゃないかと思うほど冷え切ってしまった。
この辺りを旅してます。
一時間半ほどでムスーリーの町に到着した。
一時間以上宿を探して歩き回ったけど、
その町はインド人の避暑地でもあり、
どこも私にとっては予算オーバーの宿ばかりだった。
ブロードウェーホテルで値段を聞くと、
150RS(375円)と言われ、
「そうか・・・」と出て行こうとしたら
「100RS(約250円)でいいよ。」
って言ってくれて、やっと宿が決まった。
フィルム写真が続くので画質悪いです。
部屋はよく言えば古~~~~いヨーロッパ調???よく言えばね。
当然ホットシャワーは出ない。
こんな寒い場所で水シャワーしたら死んでしまう。。。
夕方から、かなり厚着をして外に出た。
ムスーリーの町は標高2005メートル。
山がきれいで気持ちよかった。
夜ご飯を食べて宿に戻ると停電で、真っ暗な中、ろうそくの灯りで日記を書いた。
この町は停電が多いようだ。
両親には
「私は今雲より高い所に居ます。」
と手紙を書いた。
夜はかなり冷え込んだけど、ちゃんとブランケットが二枚も備え付けてあって、
それに包まって眠った。
翌日起きると、晴天!!宿のベランダから見える山がきれい~~~~
宿のマネージャーに頼んで、
バケツ一杯のお湯を貰ってシャワーをして厚着をして外に出ると、
今日はこの格好では暑い夜はあんなに冷えるのに。
プーリーとサブジ、チャイ二杯で朝食を
済ませて、歩いて、歩いて、歩いて、歩い
てハッピーバレーへ。
ここにはチベット亡命者が多く住み、
チベタンの学校や住居がたくさんあった。
日本人みたいな顔のおじいさんおばあさんを見かけると、心が和んだ。
それから更に二泊して、翌朝6:00に
次の町へ出発する予定だった。
でも朝起きると左肩を寝違えたのか、
肩と胸が痛くて痛くて仕方なくて、
とにかく体中がだるくて動ける状態じゃ
なかった。
宿のマネージャーに
「体調が悪いからもう一泊させて。」
って言うと、心配してくれて何度も何度も部屋に様子を見に来てくれた。
午前中の数時間、なんにも出来ず、
ベッドに座ってボ――――――――ッとしていた。しんどくて全く動けない。
お昼過ぎにやっと外に出て、サンドイッチと肩と胸の痛みに効くかもとタイガーバームを買って来て、
部屋の中は暗いしあまりにも寒いから
表の椅子に座って日向ぼっこをしながら
ポストカードを書いたりして過ごした。
どうも一日中足腰が痛いなーと思っていて、
夕方一応熱を測ってみたらなんと
39℃!!!そらしんどいわ。
日本で風邪を引いても熱を出すことなんて滅多にない私。
まさか、自分に熱があるなんて思ってもみなかった!!
数日前に雨の中移動して冷えたのがいけなかったのかな。風邪引いたかな。
何とか水とバナナとクッキーと温かいスープを買って来て、
ブランケットをもう一枚もらい、
カイロを貼ってバファリンを飲んで寝た。
翌朝、熱は35.5℃まで下がっていた。
治った!!!!
と思って、調子に乗ってまた一日中ハッピーバレーや丘の辺りを歩き回って、
帰って来て熱を測るとまた38℃まで上がってた
ヤバい!!治ってない!!
慌てて横になる。
でもしんどいのに全然眠れなくて、バファリンを飲んでも今度は全然効かなかったから、
気になって気になって仕方なかったオムレツ屋へ。
(って流れが日記読んでて全く意味がわからなか
ったけどそのまま書きます
期待していたオムレツはやっぱりインド味で、
なぜかパンが中に入っていて変なオムレツだった。
夜またマネージャーが様子を見に来て
くれた。
こんなインドの山の上で一人、心細い。
マネージャーの気遣いが有難い
明日は熱が下がってるといいな。
続く。
昨日のおかしな日本語メニューなんですがコメントを頂きまして、
Duck Soupは “簡単に出来ること”
“朝飯前”と言う意味があるそうです!
a piece of cakeくらいしか知らなかった
けど他にもこんなに表現があるのね。
https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/a-piece-of-cake
とまり木=perchは、魚の“スズキ”の
意味もあるんだって!!
蒸したスズキが、蒸気を発したとまり木
になっちゃったのね
それでああなったんだと謎が解けたし
勉強になりました!
韓国語も、日本語と同じようにめちゃくちゃらしいです。
でも、面白いからいっか!!
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