２００９．４．２４
メキシコシティ５日目。
体調もあまり優れず、ダラダラ過ごしてただけなのでかなり端折ります。
パスポートは一日で再発行完了。
５月２日のニューヨーク行きの航空券も予約完了！！
それまではメキシコをもうちょっと観光しよう
遺跡はもうお腹いっぱいとはいえ、やっぱりメキシコに来たからにはテオティワカンの太陽のピラミッドは見ておきたいしね。
今日は、メキシコシティ観光に行こう。
ドローレスオルメドパティーニョ美術館へ。
ここには、フリーダ・カーロと夫のディエゴ・リベラの作品が多数収められている。
メトロで終点まで行って、そこから路面電車に乗ってやってきたのに、なぜか休館日でもないのに閉まっていた。
ポルケ？？？
仕方ないから、ソチミルコの水路へ。
ソチミルコはかつてアステカ民族の湖上都市で世界遺産にも登録されている。
カラフルで派手な装飾が施された小舟「トラヒネラ」が有名で、これに乗って
水路を移動することが出来る。
んだけど、
トラヒネラ代が高くて乗らずに去った。
嗚呼、悲しき貧乏旅行者よ・・・
週末は家族連れでかなり賑やからしいけど今日は殆ど人が居なくてがら～～んとしてた。さみしーい。
さ、お茶してもう帰ろう。
メキシコのメトロの中には、スピーカーやＤＶＤプレーヤーを持ち込んで爆音で鳴らす売り子が次々に乗り込んで来て面白い。
宿に戻ってみると、何やら騒がしい。
「どうしたの？」って聞いてみると、
「ヤバいですよ、ニュース見ました？」とある旅行者。
ニュースを全然見てなかったから知らなかったけど
、数日前からここメキシコシティで『豚インフルエンザ』（Swine flu）が大流行していると言う情報を誰かが仕入れて来たのだ。
豚インフルエンザ？何それ？
初めて聞いた。
何やら新型のインフルエンザで、メキシコの若い人を中心に感染が広がり、４日間で既に６０人が亡くなっているとか。
メキシコ政府は感染拡大を防ぐ為に美術館や博物館、遺跡など観光地を閉鎖し、
ルチャリブレやサッカーの試合までも中止する決定をしたと言うのだ。
だから今日の美術館も閉まってたんだ？
だからソチミルコもガラッガラだったんだ？
５月２日のニューヨーク行きまでまだ時間はあるのに、これじゃあどこにも観光に行けないじゃないか
ルチャリブレだって楽しみにしてたのに～。
（今日までダラダラしてないでさっさと観光してお
けばよかったんじゃない？？）
豚インフルエンザにどの程度の感染力があって、どの程度危険なウィルスなのかまだ全く正体がわからないだけに、宿の外に出るのも怖い。
慌てて買いに行ったマスクも既にどこの店でも売り切れで、手に入らなかった。
取り敢えず外出は最低限にして、手洗いうがいしなくっちゃ。
豚インフルのせいでどこにも行けないからやることな～～～い！！！
ってことで、
ペンションアミーゴには卓球部
が発足した。
管理人の竹葉さんはかなりの腕前。
私も教えて～～！！
この日から一日中宿にこもり、卓球漬けの日々が始まるのでした。
豚さん、スープ作ってる場合じゃないよ！
当時のニュース。
当時メキシコでの死亡率がとても高かったことから大騒ぎになっていたんだけど、
実際の死亡率はさほど深刻ではなく、日本では割とすぐに季節性インフルエンザと同等の扱いになったみたい。
【豚インフルエンザ】
・2009年4月 メキシコ、アメリカなどでH1N1型豚インフルエンザのヒトへの感染を確認。
・2009年4月28日 WHOが新型インフルエ
ンザ（H1N1型）について世界的流行の警戒水準をフェーズ3（散発的・限定的な
ヒト-ヒト伝染）からフェーズ4（コミュニティレベルの大発生の要因となるヒト-ヒト伝染）に引き上げ。
・2009年4月29日 WHOが警戒水準をフェーズ5（ヒト-ヒト伝染が複数国で広まる）に引き上げ。
・2009年6月11日 WHOが警戒水準をフェーズ6（地球規模の流行）に引き上げパンデミックを宣言。
・2010年6月10日 WHOが最も深刻な時期は脱したと表明。
・2010年8月10日 WHOが警戒水準をフェーズ6からポスト・パンデミックへ引き下げ、世界的大流行の終結を宣言。
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＜本日の出費＞
宿 ６０
ジュース ３
タコス×２＝２４
メトロ １０
ネット ７．５
コーラ ４．２５
じゃがいも ２．５
マンゴー ５
メロン ５
計 １２１．２５ペソ＝約７８８円
