2009.2.26
朝、バナナをかじりながら昨日のクロスロードカフェへ。
昨夜宿で折って来たクジラとカニの折り紙をあげて、美味しいCAFE CON LECHEを飲んだ。
このカフェくつろげる~!気に入った
今日はパナハッチェルから日帰りで行ける、チチカステナンゴと言う町の市へ行こう
バスを三回乗り継いで到着したチチカステナンゴは、観光客目当てのザ・土産物市!!
って言う感じで、想像していた感じと違った・・・
この前のソロラのマーケットの方が、ローカル色が強くてずっと面白かったな。
外国人観光客に慣れているのか、どこもものすごいふっかけてきて、
二人とも疲れてたから値切るのも面倒で殆どの店を素通りした。
お昼ご飯を食べようとメルカドの中の食堂に入ったら、
これまでの経験から15ケツァルくらいで食べられるかな~って言うものを「25ケツァル」って言われてびっくり。
もうグアテマラの物価は大体分かって来たから、それは高いでしょ。と隣の食堂に行くと、
16ケツァル(約184円)で味もボリュームも満足な物が食べられた。
聞くと、高かった最初の店では外国人には別料金を設定しているらしい。
外国人観光客目当ての洒落たレストランならわかるけど、メルカド(市場)なのに。
メルカド内の安食堂で、外国人だからと言って値段が違ったことは南米でも一度もなかったのにな~。
チチカステナンゴの人たちもカラフルな民族衣装を着ている人が多い。
マーケットのど真ん中にある教会の前には、お花が沢山売られていた
今日は写真は殆ど撮らなかった。
もうそろそろマーケットが閉まる頃、とっても素敵な刺繍の布を見つけた!!
わ~これかわいい欲しい
そう思ったけど、やっぱりおばちゃんはかなりふっかけてきた。
一枚6ドルまではすぐ下がったけど、もう少し安かったらいいなぁ・・・・
単純に日本円で600円って考えたら安いけど、私の今の宿代が184円。一食が大体100~200円。
そう考えると、まだまだ貧乏旅が続く身としては600円は貴重なのだ。
やっぱりやめておこうかな。
もうちょっと安かったら買おうかな。
お土産物って『あったらいいけど、無くても別にいい』ものだから、迷う。
ふと、インドではすぐ値段が下がる「立ち去るフリ」はグアテマラでも通じるのかなと思って、
「う~ん、ノーグラシアス。」って一旦その場を離れてみたら、案の定おばちゃんは追いかけて来た。
「3ドルでいいわ3ドルで!」
「えっ3ドルでいいの」
それなら欲しい欲しい!!と、と一枚30ケツァル=約345円で二枚購入。
40㎝×40㎝くらいの布に、グアテマラの火山や遺跡やカテドラルが丁寧に刺繍されている。
見ていると気分が明るくなるような布。
柄違いの水色のと、スタイも購入。
スタイは20ケツァル=約230円。
可愛いのが買えて大満足で宿に帰って来た。
刺繍の布は帰ってから改めて見てみると、本当にかわいくて素晴らしい作品だった。
ちょっと安過ぎちゃったかなぁ・・・
と、おばちゃんに悪い気がしてきた。
追いかけて来たおばちゃん。
もうマーケットも閉まる直前で、少しでも現金が欲しかったんだろう。
3ドルで売れると言うことは、それでも儲けはあるということだとは思う。
材料費はそんなに掛かっていないのかもしれないけど、あれを完成させるのに一体何日掛かるんだろう?
その労力を考えたら、3ドルってあり得ない安さだな。
もしかしたら明日欧米人の旅行者に10ドルで売れたかもしれないのに。
おばちゃんごめん
二年近くも働かず貯金を切り崩しながら旅をしていると、どんどんケチになる。
日本から短期で行く時は帰ったらすぐに収入があるから、
「私は豊かな国から来ているんだから、日本より貧しい国の人に多めに払ったっていいじゃない。」
って思う余裕があるのに、
無収入の長期旅行だと、自分の旅資金の残高がストレスになるほど常に気になるから、
少しでも節約したくてつい値切ってしまう。
お土産物を買う時の駆け引きは楽しくもあるし、安く買えた時は嬉しいけど、今日は後味が悪い。あー自己嫌悪
せめて一生大切にしようって思う。
グアテマラは目が合うとみーんな、大人も子供もニコニコしてくれてこっちも一日中笑顔になれる。
いい国だな~
今でも飾ってあるこの布を見る度におばちゃんを思い出して罪悪感を感じてしまう。
今なら10ドルでも買うのにな。13年前の自分が恥ずかしい~
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<本日の出費>
宿 16
カフェオレ 9
バス 22.5
昼食 16.5
トイレ 2
布×2=60
スタイ 20
マンゴー 2.5
パン 11.75
水 4
ジュース 1.5
袋 6
計 171.75ケツァル=約1975円