木曜日はボランティアの休日。
一人ホテルパラゴンに残ってると、近くのツーリストインに泊っているYくんがやってきた。
明らかにしんどそうでフラッフラ。
あまりにも酷そうだから病院に行くことを提案した。
一人では倒れてしまいそうだし、英語が苦手だと言うYくんに私が付き添ってタクシーに乗り込む
以前にも腸チフスで入院した友人を見舞ったことがあり、
外国人もよく利用する大きな病院で安心だろうと言うことで、地球の歩き方にも載っているWoodlands Hospitalへ。
受付の人はいきなり、
「で、入院したいの?」
「えっ??入院が必要かどうかは医者が決めるんでしょ?まずは医者に診てもらいたい。」
というやり取りが続き、結局よくわからないまま、診察前に即入院が決まった。
どういうシステム???
物価の安いインドだけど、Yくんが与えられた立派な個室は何と、
一泊3300ルピー=約9900円!!!
私の宿代一泊80ルピー=240円・・・
こういう大きな私立病院では、外国人がやってくるとまず
「海外旅行保険には入ってるか?」
と聞かれる。
「入ってる。」
と言うと、医者たちはしめしめという感じで一番高い部屋に入らせると言う話を聞く。
まぁ、病人本人は一銭も払わなくてもいいから、高くてきれいな部屋で療養出来ればその方がいいよね。
Yくんがベッドに寝ているとしばらくして医者がやってきて、初めてYくんの様子を見て症状を聞いていく。
変なの。
Yくんは5日間の入院を言い渡された。
私が宿に帰ろうとすると、Yくんが私の帰りのタクシー代&お礼として200ルピーを渡そうとしてきた。
「え!!!??いいよいいよ!!要らないよ、私バスで帰るし。」
と何度断っても、
Yくんは「いや、ダメ!!これはほんとに!!受け取って!」って点滴の刺さった痛々しい手で渡そうとするから、
きっと気が済まないんだろうなぁと思って100ルピーだけ受け取ることにした。
結局私は5ルピーの市バスに乗って帰って来た。
浮いたお金で、いつもはなかなか入らないツーリスト用のレストランで有難くちょっと贅沢なランチを楽しんだ☆
ご馳走様でした!!夕方から大好きなインド映画へ!!
今日はアミタブ・バッチャンと、
その息子のアビシェク・バッチャンの出ている映画を見に行く。
今日の映画は50ルピー(約150円 座席による)
お父さんの方は若いころからスーパースターだけど、息子の方はそこまで人気じゃない。
インドは映画大国で、作られる映画は年間に約800本とも1000本とも言われる。
これは世界一の数らしい。
じゃぁ質は????と問われると、どうかな????好き嫌い分かれるよね。
言葉がわからなくても見てれば大体わかる単純なラブストーリーが殆どで、
さっきまで部屋に居たのにいきなり雪山の上に居て歌って踊り出したり
あまりにも現実離れした展開で「あり得ない!」と思う瞬間が多々ある。
でも最後は必ずハッピーエンドだから安心して見れるし、見た後には爽快感が残る。
そして、あのおかしな踊りのせいなのか、ウキウキ楽しく幸せな気分になる
女優さんも本当に美しいし、ストーリーはさておき映像はとても美しい。
映画館でスクリーンに向かって野次を飛ばし、ラブシーンではぴゅーぴゅーと指笛を吹いて冷やかすインド人も笑える。
あれだけ盛り上がってたと思ったら、結末が見えてくると、
「あ〜終わった終わった」
と、まだ映画が終わってないのに次々に席を立って出て行くインド人も笑える。
いつも最後のいいとこがインド人の頭で見えない!
でも、そんなインド人とインド映画が大好きで、インドに居る間はいつも何本も見に行く。
コルカタのおススメ?デザート。
KHALSAレストランのバナナカスタード
(12RS=約36円)
バナナの上に冷え冷えのカスタードクリームをかけただけ。
日によってカスタードクリームがサラサラ過ぎたりドロンドロン過ぎたりと、当たり外れがあるけど、当たれば美味しいデザート☆
にほんブログ村のランキングに参加しています。