2007.5.13

 

 

<本日の移動>シェーカル4330M→バス→→EBC5200M

 


6:00起床。ドライバーが起きて来ず、出発が遅れる。ずっと一人で運転は疲れるよね。

 

 

宿のトイレもなかなか個性的だ。

 

扉もちゃんとあるし、これで一人なら何も問題ないんだけど、隣にもう一つ穴があるの。

 

 

しゃがんで用を足していると「スーパービッチ」が扉を開けて入ってきた。

 

 

「スーパービッチ」とは私たちのガイドの女性のこと。

自分の利益になるように動くのがあからさま過ぎる為既に皆から嫌われていて、マリアが「スーパービッチ」と命名した。

 

 

スーパービッチは全く臆することなくペロンとオシリを出して私の隣にしゃがんで、全く気にせず用を足した。

 

 

私は慣れないからやっぱり恥ずかしくて

「に、ニーハオ。今日の予定は~?」とかベラベラ話しかけながら用を足した・・・はずかしい

 

 

さぁ、今日も出発~~~~!!


出発から数時間後、いよいよ見えてきた。

エヴェレスト!!!爆  笑

Mt.Everest!!爆  笑爆  笑

チョモランマ!!!爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

くねくね道を行く。

 

外国人いっぱい。

 

そこから少し走った小さな村で昼食を食べる。食後周辺をブラブラ。

 

 

かわいいハナタレコゾウたちに会う。


 

 

 




「写真撮って!」と声を掛けられる。

女性の胸元を見ると、若い頃のダライラマの写真をペンダントにしていて驚いた目

 

なんて勇気のある女性なんだろう。

もし中国の警察に見つかったら大変なことになる。

 

 

チベットでダライラマを見たのは、これが最初で最後だった。

 

 

私が手にとって「ダライラマ??これシーッでしょ?」と指を唇に当てて言うと「あっえっ」って顔をしたけど、

 

 

私が「私、ダライラマ、好き。」って手を合わせ目を閉じてリスペクトを示すとうんうん、と頷いてペンダントを服の中にしまった。



みんなとても貧しそうなのにこんな環境でも立派に子供を育ててるんだな。

たくましいなぁ。

 

車で通り過ぎる時手を振ってくれたよ。

手を振り合うだけでほっこりする照れ

 

 

食後、しばらく走ってロンボクゴンパを通過し、

16:00前にエベレストベースキャンプに近いテント村に到着。それぞれが宿になっている。


 

スーパービッチが先に着いてて、

 

「全てのテントは40元よ。ここにしなさい。」

 

って言うから私と日本人二人は、彼女の指定したテントに荷物を置いて、ジャスミン茶を頂いた。



このテントのオーナーと後で揉めることになる・・・

 

 

16:00に4キロ?の道のりをエベレスト ベースキャンプに向かって歩き始めた。

 

 

馬車で向かう人も

 

 

やっと出番だ。世界一周の出発の時に生徒のアンちゃんからもらったシロクマ。

出発以来存在を忘れていたわ・・・

 

さぁ出発だー!


よいしょ、よいしょ。

 

 


 

5000メートルを超えてるから、歩くと多少胸が痛くなったけど、

茶色い険しい山と紺色に近いくらいの青空に見とれるばかりだった。

 

 

 

 

2時間後、いよいよベースキャンプに到着~~~~!!!!

 

 

いえ~~~~~~~~い!!!

 

いえ~~~~~~い!!!!

 

いえ~~~~~~~~~~~い!!!!

 

きれい〜〜〜!!

 

うぉ〜〜〜〜〜!!!爆笑


 

少し近くまで歩いて行ってエベレストを見上げると、

あまりの美しさに、自然と手を合わせてここに来られた事への感謝の気持ちを表していた。

 

 

こんな所に来られるなんて、なんて恵まれているんだろうって有難くて胸がいっぱいになった。

 

 

帰り道、頭がどーーーーーーーんと重くて少ししんどくなってきてしまった。

また高山病の症状か。。。

 

 

テントに戻ると、マリアやケイティたちが


「15元(225円)の別のテントを見つけたから一緒に移ろうよ!」


と声を掛けてきた。

 

 

このテント村ではどのテントも一律40元(600円)というルールがあるらしいんだけど、

みんなこっそりと近付いて来て

「20元でいいから」「15元でいいから」と声を掛けてくる。

 

 

既に40元で宿泊することを承諾して、荷物を置かせてもらい、お茶までご馳走になっている私たちは困ってしまった。

 

 

「友達と一緒のテントがいいから」

って言うと、

 

 

「他のテントに移るなら40払ってから出て行け!!」

 

 

と入り口に立ちはだかるテントの男性。

荷物すら取りに入らせてもらえない。

 

 

「お茶代」と言って10元を渡そうとするも男は受け取らないで、ぶちギレている。

騒ぎを聞きつけてテント村中のチベタンたちが集まってきてしまった。

 

 

マリアが、「そのこいいから行きなさい。ここは私に任せて。」って来てくれた隙に荷物を取って15元のテントに向かう。

 

 

ホッとしたのもつかの間、今度はチベタンたちがゾロゾロとこっちのテントにやってきた。

 

 

元のテントの男も中にズカズカと入ってきて、暖炉の前に座ってた私に真っ直ぐ向かってくる。

 

 

「てめぇ!お茶代払え!ムキーッ

 

 

みたいな感じですごい剣幕で言ってきて、

 

 

「さっき要らないって返したのあなたじゃない。」って言うと、

 

 

「払え!!!お茶代払え!!!」

 

 

と、とにかく興奮してキレまくっていて、他のチベタンも怖い顔をしてジリジリと迫ってきた。

 

 

チベタンがどこまで怖い人たちなのか、女性にも手を上げるような人たちなのか分からないから、

恐怖で縮み上がりながらも「10元払えば終わりなのね?」って確認して10元を払った。

 

 

誰かが通報したのか、しばらくすると警官までやってきた。

15元で泊まらせてもらうことは、もちろんオーナーとの秘密だ。

 

 

警官とテント村のチベタンたちが監視する中、私たちは10人分の宿代400元をオーナーに払った。

 

 

「本当に40元で泊まらせてる、ルール違反じゃないな。」

 

 

って言うのを見届けた人々は、納得して

大人しく引き上げていった。

 

 

もちろんそれは演技で、後から一人25元ずつ返してもらった。

 

 

騒ぎが収まった後も、恐怖とショックでドッと疲れてしまって、ボーーーーッとしてしまった。

高山病もあるかもしれない。

 

 

もしかしたら夜中にテントに火を点けられるんじゃないかって不安でいっぱいになるほど、チベタンたちの怒りは激しかった。

 

 

ここでは毎日こんな激しい客の奪い合いが繰り広げられているのかな・・・

 

 

10人が一人ずつバラバラのテントに泊まってあげた方がよかったんじゃないかな・・・

 

 

と思いながら眠りについたぐぅぐぅ

 

 

 

<本日の出費>

 宿 15元

昼食 10元

お茶 10元

 

計 35元=約525円

 

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