ほうき星と流星 | 元IBMerが語る現代文明論

元IBMerが語る現代文明論

30年のコンピュータ業界で養った知識・科学論・芸術論・役立つ情報を発信していきます。
「千年の未来に万余の命を救いたい」
地球物理学の専門家を増やして、二度と南三陸町防災庁舎の悲劇が起きないように。



学問・科学(全般) ブログランキングへ
訪問された方、ご協力お願いします。
-----------------------
【ほうき星と流れ星】


流れ星に願を託してみませんか。
今宵は、出来るかもしれません。




今夜、ペルセウス座流星群の極大
を迎えます。

流星の由来について。

今年のペルセウス座流星群の極大
は、8月13日午前3時ごろです。
(天文年鑑2013年版)

時間平均出現数の最大が70なの
で、ボーっと空を見上げていても
結構いい確率で流れ星を見ること
が出来ます。

月齢が上限前の6で夜半前には月
没を迎えるため、夜半過ぎから活
発になるペルセウス群の観測には、
有利な月齢です。


夜半過ぎに出来るだけ視界の開け
た場所で、天頂から東方向にかけ
て、しばらく見上げて見てくださ
い。

1時間当たりの出現予想数が60
以上と大きいため、しばらく見上
げていると数個は観ることができ
るでしょう。

ねがいを掛けるなら、継続時間が
長い流星が狙い目なので、天頂方
向をぼんやりと眺めることをお勧
めします。


流星とは、宇宙空間を漂う極微小
な物体が地球大気に飛び込んで、
空気との摩擦で燃え尽きる時の光
で、長くても数秒の最後の輝きと
言えます。

この、微小な物体がまとまって居
る所を地球が通過すると、そこに
在った塵の多くがほぼ同時に地球
大気に飛び込むときに大気との摩
擦で燃えるため流星群となって観
察されます。

この微笑天体は、彗星が太陽に近
づいたときに、太陽の熱や、光、
太陽風によって、彗星の本体(
核)からばら撒かれたものが彗星
の尾になって、そこに残されたダ
ストがそのまま軌道上に浮かんで
います。

この彗星のシッポの通り道をあと
から地球が通過すると、流星とな
って見ることが出来ます。

前夜半よりも、後夜半のほうが出
現率が高いのも、観測地が地球軌
道の前面に位置するようになるた
めに起きます。

今回のペルセウス座流星群では、
母彗星の軌道と地球軌道の関係か
ら、ペルセウス座方向から飛んで
くるように見えるため、その名前
があります。


大気との摩擦で光るため、国際宇
宙ステーションからは、下で光る
流星が観察されることになります。


彗星の直接観測などから、有機物
が彗星上にも観測されていますが、
彗星や流星の落下によって地球上
の有機物が増えて生命の基礎にな
ったという説もあります。

隕石の衝突による衝撃が、有機物
を生んだという説のほうが、説得
力はあるように思えます。


あなたの願いが叶いますように。


------------------------------
写真は、アルフォンスス・ミュシャ:四つの星(月)

参考:国立天文台・ペルセウス座流星群
------------------------------
ネットビジネスで稼げていない方。
ネットビジネスをスタートして間もない方。
こちらをご確認ください。

ネットビジネスの取説を確認

-----------------------

学問・科学(全般) ブログランキングへ
読了ありがとうございます。最後にバナーのボタンを押してください。


Facebookへもご訪問ください。
メッセージ付きで、友達申請していただけると助かります。
メルマガも登録お願いします。
-----------------------