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ついに、2025年大阪・関西万博まであと3カ月を切りました!
北欧5カ国は、「北欧パビリオン」として共同で出展します。北欧5カ国パビリオンの万博参加は、2025年で3回目。2025年の大阪・関西万博では「ノルディック・サークル~北欧と共に、より良い明日へ~」をコンセプトに、北欧5カ国がより良い未来に向かって世界をリードするテクノロジー、イノベーション、サステイナビリティの3つの分野での先進的な取り組みが紹介される予定です。
パビリオンでは具体的に一体どんなことが行われるのか?
デンマーク家具ブランド「カール・ハンセン&サン 東京本店」にて、記念イベント「万博開幕 3ヶ月前レセプション」が開催されました。
ヴィクトリア・リー駐日スウェーデン大使は、冒頭で、「パビリオンという共通のプラットフォームを使用することによって、5カ国の繋がりはさらに強いものになっていくと思う。万博はみんなで作り上げるもの。将来に向けてさらに、北欧5カ国と日本のパートナーシップを築いていきたい」と挨拶。
ステファン・ホイクル・ヨハネソン駐日アイスランド大使もまた、「北欧5カ国の力を結集したパビリオン。北欧を2030年までに、最も統合されて最もサステナブルな地域にすること。万博では個々の国の強みと地域としての強みの両方を示しながら、日本との絆をより深めることが出来れば」と万博に期待を寄せています。
パビリオンがその国一色になる万博の各ナショナルデーのテーマをはじめ、北欧5カ国が連携して実施する特別イベント「Joint Nordic Event」、北欧パビリオンの屋上に設置されるルーフトップレストランについて発表されました。
■ナショナルデー
異なる文化やユニークさを持つ北欧5カ国の未来へのビジョンを表すナショナルデー。各国の代表より、テーマと概要が発表されました。パビリオンがその国一色に!
デンマーク
ナショナルデー:4月24日/テーマ「Danish Day」
スティーネ・グルマン氏は、「Danish Day」というテーマのもと、4月24日(木)にデンマーク企業を招いたセミナーやワークショップを行うことを発表。ゲストとして文化的アーティストの登場もあるとのこと。
スウェーデン
ナショナルデー:5月14日/テーマ「「スウェーデンと共に、不可能を可能に」
持続可能な未来に向けたスウェーデンの取り組みを紹介すると発表。様々な産業とのコラボレーション、パートナーシップを披露し、文化的なプログラムも。ノーベル賞にちなんだイベントを模索中。
アイスランド
ナショナルデー:5月29日/テーマ「世界でもっとも平和で平等な国からのインスピレーション」
ラグナル・ソルバルダルソン氏は、ジェンダー平等のおいて15年連続1位のアイスランドが掲げる平和、平等、持続可能な開発への取り組みを、多彩で魅力的なアクティビティを通じて紹介すると発表。ウーマンズ パビリオンとのコラボレーションも。文化的なプログラムもあり、ゲストとしてアイスランドのミュージシャンやアーティストも登場予定。
ノルウェー
ナショナルデー:6月2日(大阪)<3日(東京)>/テーマ「再生可能エナジーと海の環境にやさしいビジネス」
フィン・クリスティアン・オーモッド氏は、海洋と技術の融合を探る内容を展開することを発表。パビリオンを赤・青・白のノルウェーカラーで彩ります。2024年、被団協がノーベル平和賞を受賞したことにより、ノーベル賞関連のものも模索中。
フィンランド
ナショナルデー:6月12日/テーマ「ハピネス」
ロッタ・ハンスキ氏は、7年連続で世界幸福度ランキング1位に輝く国の“幸せの秘訣”を発信することを発表。社会に対しての信頼感、安心感、自然との調和が幸福度に繋がっていることを体感してもらう内容。サステナブルなブランドのファッションイベントや文化的なパフォーマー(音楽)によるイベント、サウナを感じるもの、(クリスマス関連と「谷」にまつわる)有名なキャラクターの登場も。
※ラトビアとリトアニアの二国も「バルトパビリオン」を出展!
ラトビアのナショナルデー 5/20
リトアニアのナショナルデー 7/6
■Joint Nordic Event(ジョイント・ノルディック・イベント)
期間中、北欧5カ国が連携して実施する特別イベント「Joint Nordic Event」を開催。その内容は、スタートアップ、エネルギー、ライフサイエンスに特化した専門家による基調講演やパネルディスカッションなどを予定。その他5分野のイベントの内容も発表される予定です。
①ノルディック・スタートアップ(5月6日)
②ノルディック・エナジー・デイズ(6月16日大阪/17日東京)
③ライフ・サイエンス・デイ(6月25日~26日)
■ルーフトップレストラン
北欧パビオンのレストランの企画責任者を務めるソフィー・シェルストロム氏は、屋上に設置されるルーフトップレストランのコンセプトが「The Nordic Way(ザ・ノルディック・ウェイ)」になると発表。
レストランでは、ノルウェーとアイスランドの新鮮なシーフード料理、スウェーデンの伝統的なミートボール、のんびりとしたカフェ体験など、北欧ならではの多彩な食文化が楽しめます。北欧5カ国の味覚を一度に味わうことができる特別な空間。メニューなどの詳細発表は2月中を予定。
Nordic Shop
北欧5カ国すべての国の様々なブランドの商品が並びます。創造性、職人技、デザインの本質を体現する店舗。北欧諸国全体への敬意を込めて、その美しさを紹介するユニークな製品や体験を提供。小さなアクセサリーからラグジュアリーなライフスタイルアイテムまで、北欧文化を讃える多彩な商品が揃います。
Nordic Food Bar
フリーダ・ロンゲ氏が率いるNordic Food Barは、北欧の味覚に日本の要素取り入れた特別な料理体験を提供。新鮮で創造的なアプローチにより、北欧料理の独自の味わいを楽しむことができます。さらに、「食品廃棄物ゼロ」のビジョンを掲げ、循環型社会への貢献を目指します。
ノルウェー大使館水産部水産参事官のヨハン・クアルハイム氏によると、ノルウェーと日本はシーフードという観点で強い結びつきがあり、日本は全体の上位13位というノルウェーの大きな貿易輸出国とのこと。サバに関しては、ノルウェーが世界で1番輸出しているのが日本。また、世界中で愛されるサーモン寿司を最初に日本に広げたのもノルウェーです。パビリオンでは、冷凍せず生のまま届ける新鮮なサーモンを楽しむことができます。

大阪・関西万博
北欧パビリオン「Nordic Circle(ノルディック・サークル)」
会期:2025年4月13日(日)~10月13日(月祝)
会場:大阪・舞洲
北欧パビリオン:https://thenordics-expoosaka.com/jp/hom
●屋外:海風の吹くウォーターフロントにある立地。待ち時間にもスマートフォンを使った北欧体験ができる。パビリオン前にはフィンランドを代表するキャラクタ-「ムーミン」のアイスクリームや、ダニッシュ・クラウンのソーセージを使ったホットドックのフードトラックが登場予定。
●1階:ビジター展示 体験、フロントプラザショップ
●2階&3階:カンファレンスセンター、メイン会議室(90平方メートル)は2階。
さまざまなサイズの会議室が併設。企業イベントやプレゼンテーションはこのフロアで開催。
●ループトップテラス:レストランとテラス(200平方メートル)
■没入型展示
高さ6メートル以上に達するライスペーパーには、北欧の人々の日常を写したダイナミックな映像が映し出されます。また北欧を再現した室温や香りなどにより、五感で北欧を体験できる没入型展示に。
■ランドスケープ(仮名称)
3つ並ぶ黒い岩のような造形物は、人が近づくとセンサーが反応して映像が流れるグラフィックパネルになっています。それぞれ「ライフスタイル&ウェルビーイング」、「モビリティ&コネクティビティ」、「グリーン・トランジション&サーキュラー・エコノミー」の3つのテーマに分かれており、渦の中で探求されるテーマの答えとなるコンテンツを見ることができる。北欧の魅力的な事実を、あらゆる年齢層が楽しく体験。
イベントの会場となったのは、昨年12月13日に表参道に移転オープンしたばかりのデンマーク家具ブランド「カール・ハンセン&サン 東京本店」。
フレッシュなサーモンも!
北欧パビリオンでノルウェーやアイスランドのシーフードを体験できますよ!









