こんにちはセキセイインコ青

2月17日、東京・青山に、新しいインテリアショップ「MAARKET トーキョー」がオープンしました。


すでに見てきたよ!行ってきたよ!という方もいらっしゃると思いますが、オープン前日に開催されたレセプションでの様子と一緒に店舗をご紹介します。

お店に到着すると、招待客ですでに店内いっぱいの大盛況!
外から中の様子を伺いながら、おそるおそる入店です(笑)

 

(北欧関連のイベントではここまでのギュウギュウはあまりないので驚きました。なるべく人を避けて撮影しています)

 



質の高いヨーロッパの家具やインテリアを扱うMAARKET トーキョー。デザインミュージアムのような店内には、家具に照明、フラワーベース、カトラリー、テーブルウェアなど、北欧ブランドのデザインプロダクトも多数見受けられました。


デンマークのヴァーナー・パントンの作品を彼の財団の協力のもと、2003年に照明器具、2010年から家具の復刻を始めたVERPAN(ヴァーパン)の照明「ムーン」(デザイナー:ヴァーナー・パントン)や、VPグローブといった照明も。フィンランドのアルテックやデンマークのレ・クリントの照明もあります。


ガラスのフラワーベースの種類も豊富で、シックなものからカラフルなものまで並ぶ姿は美術品のよう。見入ってしまいます。ヴィトラやイッタラのアルヴァ・アアルト、アルテックのアイノ・アアルトといった花器も。


ヴィトラやアルテックのチェアはじめ、名作椅子がディスプレイされているのを見ると、ウキウキしてしまうのは私だけでないはず!


専門店を見て回るのも楽しいけれど、いろんなブランドがぎゅっと集結しているお店は、組み合わせやスタイリングを見ることができて嬉しい。


スイスのモジュラーファニチャーUSMのサイドボード。限定色「オリーブグリーン」は、会場で多くの人の目を引いていました。


なんと、今回のオープン記念として、 2023年にローンチされたオリーブグリーンの限定色の「USMハラー」が日本で初登場。サイドボード、ローボード、ハイボードの3タイプが発売。このカラーは、日本ではMAARKET トーキョー(およびオンラインストア)と USMのショールームでしか購入できないエクスクルーシブアイテムだそう。(本当に落ち着いた素敵なカラーでした!)

 

https://maarket.jp/products/detail/3207

 

 

 




そして、この新しく誕生した「MAARKET トーキョー」には、北欧ファンにとってさらに嬉しいお知らせ。店内に「Muuto Store Tokyo」がオープンしました。(店内特に仕切りは無し)

MAARKET トーキョー内に、デンマークの家具ブランド「Muuto(ムート)」の日本初となるストア「Muuto Store Tokyo」が新設されました。Muutoは、2006年にコペンハーゲンで創業、革新的なデザインと持続可能な価値観で、今大きな注目を集めているデンマークの家具ブランドの一つです。


東京にオープンした「Muuto Store Tokyo」は、コペンハーゲン、パリ、ストックホルム、台北に次ぐ世界で5番目のフラッグシップストアになります。レセプションにもデンマークから創業者の方と、Muutoの家具を手掛けているデザイナーの一人、セシリエ・マンツさんが来日していました。

日本にお店をオープンすることを強く望んでいたそうで、Muuto Store Tokyoのオープンは大変喜んでいたそうです。

Muuto Store Tokyoでは、家具を中心に照明、ラグ、インテリアアクセサリーなど幅広いラインナップを見ることができます。デザイナーたちの創造力と先進的な素材が融合した最新作が、リビング、ダイニングなどをイメージしたシーンごとにディスプレイされています。


セシリエ・マンツさんがMuutoのために手掛けた「ワークショップ ベンチ」と「ワークショップ チェア」。日常的に使う木製の椅子に、遊び心を加えたベンチ。シンプルで素朴、どこかノスタルジーを感じる温もりのある一品。


入口付近にディスプレイされていたのは、セシリエ・マンツさんが手掛けたテーブルウェア、Bang&Olufsenのスピーカーなどが並べられていました。


Muutoのフラワーベースや器、照明も個性的でありながら、ナチュラルな色合いや質感を見ると、日本のインテリアと良く馴染みそうな予感。思わず腰を下ろしてしまいたくなるMuutoのソファは好評のようで、「ソファ凄くいい」の声も。

また、MAARKETトーキョーは、Muuto Store Tokyoの他に、インテリアショップだけでなく、なんとコーヒーショップも併設されています。コーヒーショップは、東京・蔵前発の自家焙煎珈琲屋「SOL’ S COFFEE」。



レセプションの日は多くのゲストが詰めかけていましたが、常に笑顔でコーヒーをもてなしてくれた「SOL’ S COFFEE」さん。温かいコーヒーを手に中庭でいただくのも良し。マイルドでほっとする優しいコーヒーでした。インテリアショップとコーヒーショップの組み合わせって、最高ですね。

 

 

 


北欧ブランドも数多く並ぶMAARKETトーキョー。今後、一般向けにショップ内でワークショップやイベントなどを実施する予定があるかどうかを担当者に尋ねてみたところ、そういった企画は今のところ未定とのことですが、もし何かあれば、北欧区でもお伝えしたいと思います。

また、これも気になりませんか?Muutoは、世界的なデザイナーたちとコラボレーションした作品を発表していますが、今後、Muuto Store Tokyoオープンを機に、日本人デザイナーとのコラボレーションの発表の可能性があるか尋ねてみたところ、現在のところは予定がないようです。でも、いつかそういった話が出てくると良いですよね!

北欧デザインめぐりをするなら、青山から表参道界隈は、外せないスポット。デザインミュージアムのようなMAARKETトーキョー&Muuto Store Tokyoへお出かけしてみてはいかがでしょう!

MAARKETトーキョー
東京都港区北青山2-7-15(銀座線外苑前駅2b 出口よりすぐ)
営業時間:12:00~19:00 定休日:水曜日
https://maarket.jp/

Muuto Store Tokyo
東京都港区北青山2-7-15(銀座線外苑前駅2b 出口よりすぐ)
営業時間: 12:00~19:00 定休日:水曜日

SOL’S COFFEE GAIEN(蔵前発の自家焙煎珈琲屋)
営業時間:8:00~18:00(土日祝は9:00~19:00) 定休日:水曜日


 Muutoについて
Muuto(ムート)は、Peter Bonnén(ピーター・ボーネン)氏と Kristian Byrge(クリスチャン・ビエ)氏の2人が、2006年にコペンハーゲンで創業。Muutoという名前はフィンランド語で「新たな視点」を意味する“muutos” に由来。デンマークのThomas Bentzen(トーマス・ベンゼン)、ノルウェーのAnderssen&Voll(アンデシェン&ヴォル)、デンマークのCecilie Manz(セシリエ・マンツ)など、最前線で活躍するデザイナーを積極的に起用。これまでにないスカンジナビアデザインを志向するブランドです。

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