こんにちは
先日、北欧区でプレゼント企画をさせていただきました、デンマーク生まれの遊べる家具「ボブルス」。本社から、トゥレ・ムンスクガードさんが来日し、現地でも行われているという、「タンブリングタイム」というイベントを体験してきました。
残念ながら我が家はすっかり大きくなってしまい、2歳以下の子供がいないのですが、もしそのときにボブルスと出会っていたら、このタンブリングタイムに一緒に参加したかったですねー！
▼「bObles（ボブルス）」とは？
デンマーク生まれの遊べる家具「ボブルス（bObles）」って知ってる？
今年で創業11年目を迎えるボブルス。建築家のボレッテさんが長男誕生を機に家具を探していたところ、安全に子供が遊べて、しかもデザイン性もあって、家具としても使えるボブルスを、デザイナーである妹のルイーズさんと一緒に作り上げました。今では、北欧諸国をはじめ、世界各国で販売されており、教育面で世界から熱い注目を浴びるフィンランドの小学校でも使われているそうです。
ボレッテさんの長男ヨナスくんが動物園が大好きで、夜、家に動物たちがいないと気づき、よく泣いていたんだそう。だから、自然に動物モチーフが多いんだとか。動物モチーフのイメージが強いボブルスですが、実は大人っぽいモノトーンカラーのボブルスもあるんです。（実際ボブルス本社のミーティングルームもとってもクール）
イベントではまず、トゥレさんが5つの大切な動き、1）腹ばいで寝る（背筋・筋持久力を育む）、2）転がる・はいはいする（交差運動の発達）、3）立つ・歩く（スピードやバランスのコントロール）、4）ジャンプする（筋力や神経の調整力）、5）バランス（体幹を鍛える）を披露。
人は、いろんな動きの中でいろんなことを経験し、成長するといいます。自分の体をよく知って、コントロールできるようになると、意欲的になり、社会性も身につくそうです。幼少期にこれができると、小学校に入って椅子に座る時間が長くなっても、学習面でも良い結果が生まれる傾向にあるとか。
小さい子供だけでなく、実は大人もバランス感覚はとても大事。大人になっていくと、鉄棒でさかさまになったり、ブリッジをしたり、ぐるぐる回ったりという、子供が遊びの中で自然にやっている動きをなかなかやらなくなりますよね。子供のこうした動きの中で培われるバランス感覚は、歳を重ねても鍛え続けることが大事だそう。
こちらのボブルスで作ったスツールは「イモムシ」と「サカナ」を重ねています。実はこのスツール、医学療法士とボブルス、小学校がコラボし、小学生を対象に6ヶ月間ボブルスを使ってみたところ、先生が授業を中断する回数が激減したとか！
ボブルスの家具は座っていても、底の部分が少しだけまあるくカットされているので、ゆらゆらと動くんですよね。それがいいらしく、体に適度な自由を与えてあげると、集中できるんだそうです。みなさんも子供のころ、学校のイスをバッタンバッタンさせたこと、ないですか？（笑）あれは、話を聞こう、集中しようとしている証拠のようですよ^^
「ボクもイスをバッタンバッタンしてたよ（笑）先生に、じっと座ってなさいって言われてたよね」と、トゥレさん。え？！デンマークでも、「じっと座ってなさい！」って言われるんですか？そのあたりは寛容なのかなと思っていたのでびっくり！
一番新しいシリーズは、こちらの「ドーナツ」。（あれ、動物じゃなくなった？）
ボレッテさんの息子ヨナスくんが大きくなり、「もう少しカッコイイ家具がほしいな」と言ったそうです（笑）
窓にも吸着できたり、ツルツルの床にもくっつきます。人気の遊びがこれ。お互いに持って、二人でドーン！弾かれたときに、倒れないようにガマンする動作、これがまたバランス感覚を身につける運動になっているとか。
「“ボブルスバス”っていうバスがあるんだ。バスの中でボブルスで遊べる。そのバスを、いろんなところで走らせてみたいね」とトゥレさん。例えば、ただでさえ体力を消耗する育児。疲れて外出が億劫だったり、児童館や公園に行けないような悪天候でも、ボブルスバスが近くまで来てくれたら・・・！近所のお友達ともコミュニケーションとれそうですし、いいアイデアですね！
プレゼントに応募していただいた方の中には、ボブルスをすでにご存知の方も多く、「ボーネルンドのお店で見ていて気になっていた」「デザインや色がとにかくかわいい！」という声も多くいただきました。中には、「どうやって使うのかわからなかったけど、（記事の）写真で遊び方がたくさん紹介されていたので、ほしくなりました！」といったコメントも。
ボーネルンド本店では、ボブルスの遊べる家具や他ブランドの知育のおもちゃなどで遊べるベビースペースあり！イベントも開催しているそうなので、興味ある方はチェックしてみてくださいね。
