今日は、あるジュエリー作家さんをご紹介させていただきます
もしかするとお名前を聞いたことがある!という方もいらっしゃるかもしれません。
彫金作家の秋濱克大さんです。
昨秋、新宿伊勢丹のイベントで、日本でも人気のフィンランド人イラストレーター、クラウス・ハーパニエミさんとコラボされた作家さんなんです。
たとえば、下の動画は2009年のものですが、クラウスさんが手がけたウサギやコウモリなどを、秋濱さんがアクセサリーに変身。イラストが本当にそのまま飛び出してきたような忠実なつくりにクラウスさんも驚いたのだとか。(ちなみに商品は伊勢丹限定品)
そんな秋濱さんと素敵なご縁がありまして、平塚にあるアトリエにおじゃましてきました
以前ブログにも書いた、熱海に行く途中に立ち寄ってランチをしたカフェの、もーのすごくご近所だったんです!!Σ(・ω・ノ)ノ!ナント!
カフェのオーナーさんともお知り合いだという秋濱さん。引き寄せられるようにして、平塚へ。←そしてまたルナ・カフェでランチしてきました(わーい♪)
秋濱さんのアトリエに入ると、まず目を奪われたのが、こちら!
これ、何だと思います?そうです、羽ですよ、羽。どこからどう見ても。
金属で出来ているなんて、信じられます??アップでぜひご覧になってみてください。奥の小さいサイズのものなんて、ふわっとした感触ですよね?
ちなみにこちらは、肩につけたり、舞台衣装など特別なコスチュームに合う、かなりの大作。自ら光を放っているかのようで、その陰影にも惹きこまれる作品です。
他にもこんなチョーカータイプの細めの羽モチーフを組み合わせたものや・・・
小さめの細かい羽を重ねたネックレスなどもあります。
こちらはブレスレットなのですが、小さい羽がいくつもついています。一つずつ、すべて手で彫っているため、全て形が微妙に異なります。
「機械でやっちゃえば、均等に同じものが出来るけど、ここはあえて手彫りで」
同じものが並べばそれはそれで美しいかもしれませんが、全てが違う、というところに奥行きと、さらなるリアル感が強調されるような気がします。
ちょっとアップで見てみてください。使用する素材はシルバーや銅といった金属なのですが、本当にふんわりとしなやかに見えます。これが、秋濱さんの技術です。
作業場も撮影させていただきました!ここから、あのフェミニンでオーガニックなフォルムとラインが生まれるんですねー!いろんな道具が揃ってますね!
↑コーヒーを淹れてくださっている秋濱さん。
ビスコッティ&コーヒー、美味しかったです~。ごちそうさまでした!
朝、近所の自然農法野菜を作っている農家さんのお店で購入してきたという素敵なお花が花瓶に飾られていました。さらりとお花を飾れる男性って、素敵だと思いませんか??( ´艸`)
「この花瓶もね、ずいぶん前に作ったものだよ」
ええっ!これ、銅だったんですか?あまりにお花とマッチしていて気づくのが遅かったのですが、私、木製か焼き物の花瓶だと思ってたんですよー(鈍)
そのお隣の細めの花瓶も秋濱さんの作品。
「こうゆうの作ってるときもあったんですよ。学生時代はもっと(オブジェのような)アート色の強い、大きな作品を作っていたなぁー」と秋濱さん。
味わい深くて、素敵ですよねー(≧▽≦)
コーヒーを飲みながら、これまでの日本の現代芸術における「彫金」の歴史を、とてもわかりやすく教えてもらいました。
「人との繋がりが今後の社会を作るんだと思います」
熱く語ってきましたよー。私たちも同じ想いです!同じ方向を向いているということがわかり、とても嬉しかったです。
さて、こちらの秋濱さんのアクセサリー。実はKoruja Matkaにも素敵なものを今準備していただいています( ´艸`)
ご紹介はもう少し先になると思いますが、秋濱さん情報を知りたい方、しあわせの羽たちに興味のある方はぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね。秋濱さん情報も少しずつアップしていく予定です。
Koruja Matka Facebookページ
http://www.facebook.com/korujamatka
それではみなさま、今日も素敵な1日を