みなさん、こんにちは。

そしてお久しぶりです。

実は四季の中だと夏が一番好きなKです。

日が長い!除雪をしなくていい!雨が少ない!洗濯物を外干しできる!

アイスもおいしい!食べ物が美味しい!風が気持ちいい!

僕はそんな夏に一番幸せを感じています。

もう旭川の夏は終わってしまった感がありますが・・・

 

だがしかし、まだ8月!!まだ夏です

というわけで、今回のブログは僕の大好きな夏にちなんで「夏休み」です。

「夏休み」が題名ということで、今回のブログは3回連続のパンから方向性を180度?くらい変えまして、「夏休み」についてお話していきます。

ちょっと小難しい話になったりもしますが、お許しください。

 

では、まず初めに日本の夏休みがいつ生まれたのか、そこから話を始めます。

日本の夏休みは正式名称「夏季休業」と言って、その始まりは明治時代まで遡るようです。当時の日本では西洋の教育制度が取り入れられ、近代的な学校制度が導入されました。

そのなかで明治14年に文科省によって小学校教則綱領が整備され、その第7条に「小学校に於いては日曜日、夏季・冬季休業日及び大祭日、祝日等を除いて授業を行うものとする」と定められたので、夏休みが生まれました。

 

なぜあるかと聞かれれば、小学校教則綱領で定められたから夏休みがある。

夏休みがある理由はわかりましたが、なぜこの条文に夏季・冬季休業の文言を含めたのでしょうか?

僕は、敢えてその文言を含めていると思うので調べてみましたが、夏季・冬季休業を設けた明確な目的は分からず仕舞いでした。ただ、文言を含めた理由に関してはいくつか推測として挙げられているので、列挙していきます。

①    気候的要因

:冷暖房施設がない場合が多く、学習環境が厳しくなり授業が困難であるため

②    農業との関係

:夏は農業の繁忙期であったので家族とともに働く時間を確保するため

③    精神的・身体的休養

:子供たちが長期間にわたって集中して学習することは難しいため、精神的・肉体的な休養の時間を確保するため

以上のような理由があるようです。

どれも理由として納得がいきますね。

当時の教育者の皆様方が様々なことを考えながら作った綱領だということが分かります。

なので、簡単に明確な理由を挙げるのは難しそうでした。

文部科学省が夏休みの始まりについて回答した「明確にはわからない(意訳)」も頷けます。

 

さて、そんなわけで日本の夏休みの始まりを知ることはできました。

 

そうしましたら次は話が現代に飛んで、現代の夏休みについてお話をしていきます。

現代では学校だけでなく・企業も夏休み(夏季休暇、盆休暇等々名称は様々)を設けている場合があります。(北都会計もお盆休みがありますよ!嬉しいですね!)

ここで疑問ですが、なぜ小学校から始まった夏休みが企業まで拡大しているのでしょうか?

その理由を調べてみました。

①    気候的要因(健康管理とリフレッシュ)

:労働環境が厳しくなるため、休養を得て健康を維持できるようにするため

:ワークライフバランスの促進

②    経営戦略的要因

:夏季は多くの企業で業務が比較的少ない時期とされているので、休暇を取ることで効率的な人員配置ができる

:多くの企業が同時期に休業することで、社旗全体が効率的に休暇を取ることができる

:施設や設備のメンテナンスができる

③    社会的・文化的要因

:夏季休暇が広く浸透することで、観光地やレジャー産業が発展し、経済効果を生む

:学校の夏休みと連動させることで、親子や親族の関係性を深める

④    国際的要因

:欧米諸国では夏に長期休暇を取ることが一般的であり、日本の企業もそれをモデルにしている

以上のような理由があるようです。

学生の夏休みと似たような理由がありますが、会社特有の理由も含まれています。

他にも2019年4月の働き方改革より「年5日の年次有給休暇の確実な取得義務化」の施行など、夏季・冬季休暇を作るのは様々な理由が考えられますね。

今後、企業の夏休みを実施する企業は増えていくだろうとは思いますが、実際どうなるのでしょうか・・・。

より欧米的に長期間の夏休みになるのか、現状のままなのかは僕にはわかりません。

人生100年時代、僕はこれからあと何十回と夏を過ごすと思いますが、これから先も夏休みがあるといいなと思う次第です。

 

なんだか夏休みに少し詳しくなったような気がするところで、今回はここまで!

次回は、僕が過ごした今年の夏休みについて執筆していきます。

では皆さんまた次回のブログでお会いしましょう。

 

Kでした~。