午前十時の映画祭 10
映画「テルマ&ルイーズ」
1991年 アメリカ 129分
<監督>
リドリー・スコット
<キャスト>
スーザン・サランドン、
ジーナ・デイヴィス、
ハーヴェイ・カイテル、
マイケル・マドセン、
クリストファー・マクドナルド、
ブラッド・ピット、
<内容>
平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。
二人はそのまま銀行強盗をして逃避行に移るが……。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス。
(allcinemaONLINE)
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この作品の題名は知っておりましたが、初鑑賞。
1990年代のニューシネマのロードムービーということなのでしようが、どうなのでしょうかね。
一人は几帳面な性格ルイーズ(ジーナ・デイビス)、彼女は恋人と喧嘩中で独身の女性。
もう一人はけっこう大雑把な性格の女性テルマ(スーザン・サランドン)、彼女はモラハラ気味の夫と生活している。
友人同士2人の楽しいはずのドライブ旅行が、ある出来事で急転直下。
天国から地獄への旅に変わってしまう。
また途中、有名になる前のブラッド・ピットが登場。
若い若いw
彼女たちを、さらに地獄へ追い込むことになる役で登場しています。
ブラピ、けっこう腹筋われていました!!
ブラビファンの方は好必見!
途中彼女達が運転する車と何度も遭遇するタンクローリー。
運転手はその都度、車のドア越しからちょっかいします。
何度目か遭遇した時に、セクハラのタンクローリー野郎の車を大爆破させてしまうシーンは、ビックリ!
爆破させるため、そんなに拳銃うまく使えるわけないでしょうと、突っ込みたくなりもしましたがw。
ラストのシーンも突っ込みたくなります。
パトカーが十数台も集まって2人を追い詰めていくのですが、そんなに多くのパトカーいつ集まったの?
途中で取り逃がしていたはずなんだけれど?などなど。
ただこの映画スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス2人の演技は、良かったですね。
それぞれの個性ある役を演じていました。
全体として、そこそこおもしろかったですが、えぇ~そんな終わり方なんですか?!!というようなラストはどうなんでしょうかね?
1991年制作ですから、よけい感じました。
もっと前のアメリカン・ニューシネマ全盛時代の制作だったら、それなりに納得だったのですがw
まぁ~その点はさておき、色々と意見が分かれるようなラストシーンではないでしょうか。
彼女たちにとっては長年我慢してきた人生よりも、数日のこの旅のほうが充実したのか?否?
今回がラストになる午前十時の映画祭、個人的にはこの映画より他の作品で上映してほしかった作品がありますので、う~ん!!
5点満点中3.5