第五十六回アカデミー賞作品賞受賞作品
映画「愛と追憶の日々」
1983年 アメリカ 132分
<監督>
ジェームズ・オブ・ブルックス(監督賞受賞)
<キャスト>
シャーリー・マクレーン(主演女優賞受賞)、
デブラ・ウィンガー、
ジャック・ニコルソン(助演男優賞受賞)、
ジョン・リスゴー、
ダニ・デヴィット
<ストーリー>
テキサス州ヒューストン。
48年、赤ん坊のエマを心配そうにみる母親のオーロラ(シャーリー・マクレーン)。
56年、夫が死亡し、心細くなったオーロラはエマのベッドにもぐり込む。64年、隣家に宇宙飛行士のギャレット・ブリードラヴ(ジャック・ニコルソン)が、引越して来た。
69年、エマ(デブラ・ウィンガー)は自室で親友のパッツィーと一緒にマリファナをふかしている。明日はエマが結婚する日だ。だがオーロラは娘の夫となるフラップ・ホートン(ジェフ・ダニエルズ)が気にくわない。「大学教師では先が知れている。娘の人生はこれで台なしになってしまう」というのだ。ついにオーロラは結婚式にも出席しなかった。結婚式の翌日、娘にそむかれたという思いのオーロラが、窓から覗くと、隣のギャレットが女をつれて家の中に入って行った。パーティでエマは妊娠したことを告げるが、オーロラは喜ばない。
70年、フラップはアイオワ州デ・モインの大学に迎えられることになり、エマはオーロラ、パッツィーに別れを告げる。ヒューストンでは、オーロラがふとしたことから、ギャレットと会話をかわし、昼食に誘われた。
78年、エマは3度目の妊娠で家計が苦しくなり、オーロラに少し金を貸してくれないかと頼むが、オーロラは拒否する。5歳になった次男のテディが、パパが帰って来たと告げる。今日も朝帰りだ。図書館でいねむりしたと弁解するフラップに、くってかかるエマ。スーパーのレジで金が足りず、恥かしい思いをしでいるエマに中年男のサム(ジョン・リスゴー)が助け舟を出してくれた。サムは銀行の貸付け係であった。ヒューストンでは、オーロラが8年前の昼食の誘いを受け入れ、デートする。やがて、エマはサムと、オーロラはギャレットと浮気をした。フラップはネブラスカ州リンカーンにあるカーニー州立大の英文学部長の職をオファーされた。エマは大学のキャンパスで、夫が女子大生と親しそうに話をしているのを見て怒りを爆発させ、長男のトミー、次男のテディ、長女のメラニーをつれてオーロラのところへもどった。しかし、夫の電話でエマは帰り、一家はリンカーンに移る。
エマは医者の診察を受け、悪性の腫瘍とわかった。パッツィーはエマをニューヨークにつれて行き、ニューヨーク見物をさせた・・・・・・・・・。(Movie Walkerより抜粋)
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この映画題名は知っていましたが初鑑賞。
簡単にこのドラマを説明すると、親でもあり一人の女としても生きる母親と、その娘の固い絆を30年もの長きに渡って描いたドラマということです。
最初はけっこうぶっ飛んだ親子関係で、展開もどうなのかなぁ?と思ったり少々退屈気味でしたが、後半で一気に来ました~~~!!
お隣さん同士で、お互いちょっと変わった変人のシャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンが、恋愛へと発展していく様がなかなかお面白かったですね。
二人の関係というか演技が、この物語の中でいい感じのスパイスを効かせてくれています。
ジャック・ニコルソンの下品さがたまりませんw
しかし・・・しかしですよ、その下品な彼が最後に個人的な感想としては、良いとこ取りをまとめてジャック・ニコルスンがしてしまったと、そんな印象さえ受けました!!。
子どもたちに接した、あのシーンです。
いやぁ~いい感じの中年おやじ!!
救われました!
やはりシャーリー・マクレーンも彼も、両者個性的な俳優さんですから、演技を見ていても面白い。
そして、エマが・・・・そんなことになる物語だったとは><
反抗期の長男?のあの演技もナイスでした。
お互いが好き勝手に行動しているように思える対等の親子関係って、信頼の絆があってこそ成立するのではと思ったりもしました。
最後までみて初めてじわ~と良い映画だったと感じた次第で。
5点満点中4.0
★なんでも、この映画の続編があります(未鑑賞ですが)。
映画「夕べの星」で、子供たちの成長した姿と、オーロラやエマの親友のその後を描いている物語だそうです。






