北杜市は平成21年に財政健全化計画を作成しています。
内容を見ると衝撃的です。
おおまかに言うと北杜市の収入の30%以上を占める地方交付税が平成27年から減額され、今から8年後の平成32年には単年で34億円も減額するということです。
今のままの支出でいけば、平成27年度から基金の取り崩しが始まり、130億あるという基金もあっと間になくなってしまうことが予想されます。
まずやるべきは、あと3年後に確実に起る変化を市民の皆様と情報共有するべきだと思います。
共産党は基金がたくさんあるので、医療費にまわすべきだという主張をしています。
しかし、実際は市庁舎をたてるどころか、数年で夕張のようになる可能性が大だということです。
行政は厳しい現実の情報を市民に伝え、市民とともに解決に向けた知恵をしぼるべき時だと思います。