修羅の国で戦いに生きる名も無き修羅
修羅の国とは、15歳までに百回の死闘を繰り返し、生き延びた者にしか人間として生きることを許されない国であり、ラオウやトキの生まれ故郷である。
(ケンシロウも赤子のときに修羅の国から海を渡って日本に来ているが、蒼天の拳で日本で生まれたことになっているので、修羅の国はケンシロウの生まれ故郷ではない。)
仮面をつけた修羅は、修羅の中でも底辺の階級であり、当然名も許されていない。
そんな輩に元斗皇拳伝承者のファルコが敗れるというストーリーは個人的に好きにはなれない。
たとえケンシロウとの戦いで傷つき、義足が折れるというハプニングがあっても、やはりバランスが悪いのではないだろうか?
修羅忍道という得体の知れない拳法など、北斗・南斗・元斗を冠する拳法に比肩することさえできないはずである。
・北斗神拳
・南斗聖拳(ただし南斗六聖拳に限る)
・元斗皇拳
・北斗琉拳
ましてや元斗皇拳は北斗神拳をも凌駕するといわれた時代があったのではなかったのか?
やはり、ラオウ昇天後のストーリーにはどうしても馴染めない。