南斗最後の将(南斗六聖拳の一つ)ユリア
慈母星の宿命を背負う南斗正統血統
北斗神拳伝承者ケンシロウの婚約者
泰山天狼拳リュウガの実妹・南斗五車星/雲のジュウザの異母妹
シンはユリアのためにサザンクロスという町を築いた。
名実ともにユリアを女王にしたのである。
しかし、ユリアにはその気持ちは伝わらない。
むしろ、ユリアは罪もない人々が苦しみ死んでいくことを悲しんでいた。
ユリアは悩んだ末に決意する。
更なる暴虐を続けようとするシンを止めるため、自らの命を絶つことを。
ユリアは「生き続ける」というケンシロウとの約束よりも、苦しむ人々を助けることを選んだ。
それも慈母星の宿命であろう。
「見ろ おまえの町サザンクロスだ」
「わ・・・わたしの心は変わらない」
「な・・・なにを ユリア!!」
「ケン あなたとの約束を守れなかった」
(「北斗の拳」原作より抜粋)