マントで視界を遮られたレイに対し、ラオウは必殺の突きを繰り出す。
秘孔「新血愁」
この新血愁は三日後に全身から血を噴出して死に至らしめる恐怖の秘孔である。
拳王(ラオウ)は恐怖の伝説を伝えるために、自分に逆らった武芸者をすぐには殺さず、わざと三日間の命を与えるのである。
残念ながら、ケンシロウが駆けつけたときには、すでにレイは気を失っていた。
「どりゃっ!!神はすでにきさまに死を与えていたのだ」
ラオウに秘孔「新血愁」を突かれたレイ
「きたかケンシロウ!!」
到着が一足遅かったケンシロウ
(「北斗の拳」原作より抜粋)