トキの悪行の噂を聞き、ケンシロウは奇跡の村を訪れる。
そこにいたのは昔の優しいトキではなかった。
トキになりすましたアミバだったのである。
しかし、ケンシロウはアミバをトキと思い込む。
かつて敬愛したトキ。
万人に優しかったトキ。
目が澄んでいたトキ。
ケンシロウにとっては、自分が知っているトキからは想像もつかない姿であった。
やがて、ケンシロウは目の前にいる狂った殺人鬼を殺すことを決意する。
「ケンシロウ 暴力はいいぞ!!」
「おまえは昔のトキではない!!」
「おまえの拳はすべてみえる!ジャギとはわけが違うぞ!!」
それなりに技に切れのある偽者のトキ(アミバ)
「北斗の拳」原作より抜粋)