北斗天帰掌の儀礼の後、トキとケンシロウは拳を交える。
お互いに一度戦ってみたい相手でもあった。
トキは、北斗神拳伝承者としてのケンシロウと。
ケンシロウは、北斗二千年の歴史の中でもっとも華麗な技を持つトキと。
最初で最後の真剣勝負である。
やがて、両者の戦いは相討ちで終わる。
ラオウとの宿命を果たすまでは倒れるわけにはいかないというトキの執念が、病んだ体をつき動かしたのである。
トキとケンシロウの真剣勝負
すれ違いざまに秘孔への攻撃を放つトキとケンシロウ
相討ちとなったが、互いの致命の攻撃をかわしたトキとケンシロウ
「ケンシロウ この魂はおまえに残そう」
(「北斗の拳」原作より抜粋)