南斗白鷺拳(南斗六聖拳の一つ)の伝承者シュウ
仁星の宿命を背負う男
多くの矢を射られ、サウザーの投げた槍に体を貫かれたシュウにケンシロウが駆け寄る。
そして、瀕死のシュウにケンシロウが呼びかける。
シュウは、声のする方に顔を向けた。
なんと、そこには息子のシバの面影のあるケンシロウが見えた。
「見える!」
光を失ったはずのシュウが死を目前にして光を取り戻したのである。
まさに神による奇跡といわざるを得ない。
もしかすると、死にゆくシュウの魂がケンシロウを見ていたのかもしれない。
瀕死のシュウに駆け寄るケンシロウ
「まさか・・・み・・・見えるのか」
「わたしはいつもおまえを見ているぞ。さ・・・さらばだ!!」
憤るケンシロウ「シュウ~ッ!!」
(「北斗の拳」原作より抜粋)