選抜出場チームも決まり、シーズン開幕の匂いがしてきました。
ずっと話題になっている新基準のバットは、今春から変更になります。
阪南・北摂つばさ連合では、昨年11月頃から使っていますが…
本当に飛びません。
何と言うか、ごまかしが効かなくなったと言いますか、振りの強い選手と弱い選手の格差が広がった感覚があります。
肌感では先入観にとらわれてしまうと思い、打球スピードを測ってみましたが、実際に(平均)5キロ程落ちていました。
バラつきはあるものの、少なくともスピードが上がった選手はいません。
となると、各チームどんな戦略をとるのか見物です。
(あんなことやこんなことをしてみたいなと妄想ばかり膨らみます笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240130/04/hokusetsutsubasa/86/95/j/o1080081015395309163.jpg?caw=800)
以前も紹介したように、我々は、新基準バットに対応できる「振る力」を戦略として掲げています。
注力した分、振る力はついてきています。
しかし、現段階では、新基準の落差がその成長を相殺してしまっている状況です。
まぁそれも含めて戦略ですから、逆を言えば、これだけシフトしたからこそ、試合での打球をキープできたとも言えます。
このルール変更をどう捉え、どう考え、どう対応するかが勝負ですね。
ただ、転換期の選手は、冬明けの、自分でも驚くあの打球感を得られないと思うと、少し残念に思います。
誰も悪くないのですが、高校生には、少しでも「努力が結果に繋がった」という成功体験をインプットしてもらいたいものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240130/04/hokusetsutsubasa/34/61/j/o1080081015395309164.jpg?caw=800)
ルールが変わっても「初戦突破」できるチーム数は変わりません。
チーム目標達成の成功体験は、是が非でも掴んでもらいたいと思います。
念の為最後に確認しておきますが、テーマは私が書いたものではありません。笑
1月・2月は選手にテーマを考えてもらっています。
2月は「一つ一つの質を大事にする」とのことです。
言葉が変わっても本質は同じですね。
選手たちが掲げるだけあって、「道具」としての一球も、「今」としての一球も、全く徹底できていません。
いいんです、だから目標です。
頑張ってください!