健康な人の方が安く移動しやすいという問題 | 慢性骨髄性白血病(CLM)の記録メモ

慢性骨髄性白血病(CLM)の記録メモ

2012年4月に慢性骨髄性白血病と診断されました。副作用で薬を変えるなど紆余曲折を経て、グリベックで2014年8月、分子遺伝学的効果(MMR)を達成しました。なかなかよい結果が出ずにいらっしゃる方々の励みになればと思います。(2014年10月ブログ開設)

 久しぶりの更新です。お待ちいただいていた方、ご心配かけてすみませんでした。

 

 体調は年々、ここ数ヶ月でもよくなっていると感じます。それは頭痛がする日がなくなったことです。また、太らなくなりました。グリベックを飲み始めてから体重が最大8キロも増えましたが、5キロ戻しました。グリベックとの関係は不明なのですが。

 先日の、血液検査では、白血球が4,000(新たな単位では4)をかなり超えていました。時には3,000を割って少ないと感じていましたが、好中球、血小板なども増えて、安心しました。

 

 しかし、疲れやすさが、自分の最大の問題です。これは、副作用なのかは謎で、もともとあるものなので、いったいどこまでが現在の副作用かもよくわかりません。

 

 先日、東京へ高速バスで行き来している方と話していたら、破格の安さで驚きました。時間はかかっても、安い移動手段が、いま地方と東京の間では確保されてきています。しかし、自分はというと、体力面を考えると移動時間の少ない新幹線を選ぶでしょう。(最近、上京していませんが)

 体力のある健康な人が安く移動できて、病気の人が高い金額で移動しなくてはならない・・・何とも矛盾を感じますが、そういう面も世の中にはあります。

 安いコミュニティーバスでが地方では普及してきていて、大きな病院への足も確保されていたりします。でも、そもそも、体力がないと、バス停まで歩いて待ったり、乗り継ぎをしたり、といったこともできないわけです。

 早期に航空チケットを買うと安いですが、そもそも、病気の人は先のことはわかりませんから、予約ができないでしょう。 

 

 本当に困っている人を支える仕組みもつくる必要があります。

 参議院でも、よく考えて投票します。