先日、病院の待合室にいたところ、ちょうど、待合室でついていたテレビが、「ノバルティスファーマに、厚生労働省が3月5日から15日間薬の販売を禁止するなど業務を停止するよう命じました」とニュースを伝えていました。
居合わせた数名の待合室の人たちが、静かにテレビ画面を見つめています。
グリベックとタシグナの映像も映りました。
あっこれだと思いましたが、だからといってテレビを見ている、関係のない人たちに、「これ、私が飲んでいる薬なんです!」と立ちあがって言うわけにもいきません。
当事者として、複雑な気持ちでした。
副作用の報告を巡って業務停止処分が行われるのは初めてとのことです。
しかし、薬は薬局では処方され、支障はないと聞いていますので、どうかこのニュースで初めて知った人が、不安になってしまいませんように。