昨日の続き・・・
ヒストリカルロマンスというのが、面白いのです。
「講釈師見てきたような嘘を言い」という言葉もあるように、昔のことを色々調べて登場人物に冒険をさせたり苦労をさせたり・・・小説家はよくこんな、それこそドラマチックなストーリーを考えるなぁ~と感心するオリンピックの選手の方々も「よく、こんなこと出来る」と思うから、優れている人は優れている
登場人物は庶民ではなく領主クラスの男女、それに邪悪かつ狡猾な悪人がからむんだけれど、特に12世紀とかの話になると、生活の一端が垣間見える。
お城は石、窓はあるけれど、窓枠が無い、勿論ガラスも無い、入ってくる雨や風を防ぐのは毛皮なのです。毛皮は寝具にも使う。へ~ぇ
当時の男性の衣類のブリーチーズというのは今でもある、面白い
ある領主がさらわれた恋人を取り戻しに旅に出る時は塩漬けの鹿肉と穀物を持ち、お腹が空くとそれを口の中で柔らかくなるまでしがみ、ワインと共に飲み込む。へ~ぇワインは皮袋に入れて持ち運びます。
どれも美味しくなかっただろうなぁ~など同情しながら読むのです。
ま、電気や電話の無い19世紀頃のロマンス話は面白い。当時の結婚事情・恋愛事情もへ~ぇ・・・
昨日も書いたけれど、大人の女性の為の読み物だから性行為についてもABCD細かく書かれていて・・・はいはい、別にいいよ。
本は文庫本で600ページ位、字は小さいけれど、そのボリュームがあるとバーバラさんのものに比べて心理描写も丁寧だし、展開に無理が無い、これからどうなるのかなという期待で読み進むわけです。
沢山買った本の中で気に入った作家がアマンダ・クイックという人の作品で・・・アマンダさんのものはロマンスでありながら推理やサスペンスの要素が詰まっていて次はどうなるのそれからとワクワクし、途中で止めることが出来ません。
昨日もアマンダさんの古本を注文しました本自体は¥1だったけれど、送料が¥330。。。
ビックリしたのは中古本なのに数万円の値段が付いているものがあったことですこの世界も凄いんだ勿論買わなかったさ。安いのでいいんだちょっとした楽しみだから・・・ちゃんちゃん