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北海道大学医学部再受験情報

2015年度再受験成功者2名による共同運営ブログです

センター英語は実力さえあれば得点が安定する科目なので、確実に得点しなければなりません。
目標点数は190点以上でしょう。
今回は現状の点数に対して、それぞれの勉強のポイントをまとめておきます。

筆記
70%未満の場合
まず文法と単語を固めましょう。文法は軽く全範囲を終わらせる程度でいいと思います。
その後簡単な長文問題を解きましょう。そしてわからなかった文法・単語・熟語をチェックしてください。文法書はForestやロイヤル英文法などがお勧めです。単語帳はシステム英単語がお勧めです。単語に自信がない人はシステム英単語BASICにするといいでしょう。

70%~85%の場合
ある程度の基礎はあるので長文問題の演習を重ねましょう。過去問の本試を解き進めましょう。文法問題に不安があるなら文法問題の参考書を一冊やってもいいと思います。お勧めは全解説頻出英文法・語法問題1000です。これを終えればセンター文法対策はもう十分です。

85%以上の場合
ケアレスミスをなくすように努めましょう。簡単だからこそ慎重に解くべきです。時間があれば、追試や発音対策の参考書をやっても良いと思います。正直センター英語を190以上安定させるのは結構難しいので、大体180以上が安定してきたらセンター英語にこだわらずに、二次対策やセンターの他教科をやった方が最終的には志望校合格に繋がると思います。

リスニング
普段から英語の勉強をしていれば、特別対策しなくても8,9割は取れるはずです。点数が取れないとしたら、問題形式に慣れていないだけだと思うので、過去問演習を重ねて行けば及第点に達するはずです。


英語の筆記は実力者であっても思わぬミスをして点数を落としてしまう人もいます。同期の英検1級保持者は今年のセンター試験は180点台だったそうです。ですから、目標点に達さなくても、あまり落ち込まずに二次試験に向けて切り替えても良いと思います。
2次試験の勉強をしていれば、センター試験で高得点をとれる実力は間違いなくつきます。
目標は95%を超えられるように頑張りましょう。


数学は2次試験の対策がメインになるので、センター対策はできるだけ効率よく進めていく必要があると思います。せいぜい多くても2ヶ月、できれば1ヵ月以内にかたをつけたいところです。

センター試験と2次試験の違いは色々ありますが、センター試験は大問ごとにでる分野がほぼ決まっているうえに、穴埋めなのでかなり予想ができてしまうという点はすごく重要です。センター試験はかなりパターン化されていて、過去問をたくさん解いていると問題の流れと穴埋めの桁数からなんとなく答えを予想できるようになります。ですから、数学のセンター試験対策の基本は過去問を解くことになります。模試や予想問題などは微妙に問題の傾向や流れなどが違うのでおすすめしません。また、東京出版のセンター試験必勝マニュアルは、試験本番で使えるテクニックが載っているので、過去問を解く前に一度やっておくと、効率よく過去問演習ができると思います。

もう一つ大切なのがタイムコントロールです。数ⅠAは問題量も少ないのでさほど時間が気になることはないと思いますが、数ⅡBの場合どこかで1回でもつまってしまうと、時間に余裕がなくなります。しっかり時間を測りながら過去問を解き、どの大問でどれくらいの時間を使っていいのかということを感覚的につかめると、解いている途中でつまったときに、どれくらいねばっても大丈夫かということがわかってくるので、パニックにならずにすみます。


安定して9割前後をとれるようになっても満点をとれないとしたら、その主な原因はケアレスミスだと思われます。どのようなケアレスミスが多いかは人それぞれです。過去問を何度か解いていくうちに、自分のケアレスミスの傾向が見えてきます。そして、自分がケアレスミスしやすい問題にでくわしたとき注意しながら解く、ケアレスミスしやすい場所を重点的に見直す。ということを繰り返すと、満点をとれるようになると思います。
今回はセンター国語の勉強法や私が使った参考書について書きたいと思います。北大医学部はセンター国語の比重が大きいので、できれば8割以上の得点は欲しいところです。

現代文
お勧めの参考書は「決める!センター現代文」です。センター現代文で役に立つテクニック(時短、選択肢の選び方)などが記載されていて、それを例題(センターの過去問)で演習する形式です。300ページ以上あるのですが読みやすく、直前期の5日間で何度も反復することも可能です。

過去問(本試・追試)演習で上記で学んだテクニックを実際に使いながら、できる限り過去問を解いてセンターの癖を見抜けるようにしましょう。模試の問題と異なり、センターの問題は非常によくできています。問題作成にかける時間・労力が模試とは異なるからです。新しい問題をやりたい気持ちはわかりますが、過去問だけに特化してやり込んだほうが、結果的に点数は伸びると思います。


古文
まずステップアップノートなどで文法を固め、適当な単語帳で古文単語を暗記するところから始まると思います。
単語に関しては多く覚えたほうが絶対に有利です。単語の意味を前後の文から判断し推測する方法は、読みにくい文章の場合ある程度古文常識がないと難しいと思います。その作品の状況が想像できて、展開がなんとなく予測できないと厳しいはずです。
文法を一通りやり終えたら、単語帳と平行して文章読解をやりましょう。参考書やセンターの過去問をできる限り解いて、文章の流れを掴む練習をします。音読もお勧めです。

文法
ステップアップノート

単語
マドンナ古文単語
ゴロゴ単語帳
実戦トレーニング古文単語600

マーク式基礎問題集古文
マドンナ古文解法
マドンナ古文常識
得点奪取古文
河合のマーク模試が収録されている問題集

特にマドンナ古文常識は持っておいて損はないと思います。古文常識は知ってるとかなり有利です。

漢文
早覚え即答法を用いて、ある程度の知識を入れて基礎を作ります。これだけでセンター試験に挑むのは足りないので、他の問題集で詰めていきます。
漢文道場、得点奪取漢文、センター漢文出題別攻略あたりがおすすめです。あとは過去問をやれば十分でしょう。

漢文は問題演習が大切です。問題演習を重ねると話のパターンがなんとなくわかるようになります。近年のセンター漢文は昔に比べて難しいとは思いますが、頑張って点数を安定させましょう。