面会日 | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

弟の施設のYさんから電話がありました。

 

来週私が弟のところに行く時に、新しいシェーバーを持ってきてほしいということでした。

 

そうです。

来週、10月17日に母を連れて弟の面会に行くことが決まりました。

 

 

弟のことを気にかけてくれていたYさんに、施設の責任者から、弟は私のことも母のこともわからないかもしれないと言われたと話すと、Yさんは「私は◯◯さんはわかるんじゃないかと思うんですよ。 お母様も◯◯さんの今の姿をご覧になって、色々とお考えになるんじゃないでしょうか。」と言いました。

 

Yさんは、私が以前話したので、母と私達との関係を知っており、立場上ハッキリとは言いませんでしたが、母が宗教を理由に家を出て以来、弟とは一度も連絡を取らなかったことを指しているのだとわかったので、「私も母に自分のやってきたことを後悔というか、ことの大きさを理解してもらいたいと思っているんですけど、先日40年ぶりに母に会ってみたら、信仰心が薄れるどころかますます深くなっているようで、何事も宗教を理由に考えていることがわかったので、母が弟にどう声をかけるか、ぜひ聞いてみたい気持ちです。」と話しました。

 

先日私が母に渡した弟の写真は、3年前の、まだ弟が私と一緒に外出できていた頃の、今私が見ても調子のいい時の弟なのですが、それすら「◯◯がこんなになってるなんて信じられない。」と言っていた母が、今の弟を見て一体何と言うか、どう声をかけるか、後悔するか、反省するか、宗教を理由に正当化するか、見届けたいと思います。

 

 

 

 

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