Xデー | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

弟の施設の施設長から電話がありました。

 

施設、病院で検討した結果、特別に面会を許可してくれることになったそうです。

ただし、

•弟は9月28日に4回目のコロナワクチンを接種するので、そこから最低2週間は空けてほしい。

•面会の時間は10分以内。

•感染症対策を徹底してほしい。

 

そして

•今の◯◯さんは、お姉さんが面会して一緒に外出していた時とは全然違うのでショックを受けないように。

•もしかしたら、お姉さんのことも、お母様のことも認識できないかもしれません。

と念を押されました。

 

現在弟のアンモニア値は限界ギリギリの状態なのだそうです。

つまりアルコール依存症により発症した肝性脳症の末期で、いつ昏睡状態に陥ってもおかしくない=いつ死んでもおかしくないと言えるのでしょう。

 

母に会いたがっていた弟が、実際に母と面会しても状況が理解できないとしたら。。。気の毒ですが仕方がありません。

これがアルコール依存症の現実です。

 

母と弟の面会が実現すれば、これが最初で最後となるでしょう。

 

 

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