嬉しかった娘の言葉 | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

私が母と再会したことを子供達に伝えたところ、娘達は母に会ってみたいと言いました。

息子は今ひとつ実感がわかず、会いたいかどうか自分でもよくわからないそうです。

と言うより、一度も会ったことのない祖母は自分にとっては他人と同じなんだそうです。

 

夫の母は48歳で亡くなっており、それはまだ一番上の娘が生まれたばかりの頃でした。

私は子供達が成長するまで、子供達が祖母だと思っている人は実は私の母親ではなく、父の再婚相手だということを伝えませんでした。

子供達の中でも特に長女は父の再婚相手を祖母として慕っていました。

 

私は自分の感情と、長女の気持ちを切り離して考えることができるので、長女が父の再婚相手に会いたいのならいつ会っても構わないし、一人で会いづらいなら私も付き合うと伝えてあるのですが、今では長女は彼女に会おうとしません。

何年か前に久しぶりに会った時、父の再婚相手は長女を思いやることなく自分のことしか話さなかった経験があるからかもしれません。

 

 

たとえ子供達が私の母に会ったとしても、今さら祖母と孫との関係が築けるとは思えませんが、自分達のルーツの確認にはなるでしょう。

 

私には、娘の一人が「自分の実のおばあちゃんに会ってみたいと言う気持ちはもちろんあるんだけど、ママがこんなに立派に子育てしたというのを見せたい気持ちが大きい。」と言ってくれた言葉が何より嬉しかったです。

 

 

 

 

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