★記事の中と最後に
【_arisama_】さまののInstagramと
【withgon】さまのblogを
ご紹介させて頂いていますので
ぜひご覧になって下さいね。


◆先日、譲渡会のご案内をした所
保護犬猫に対して、
なついてくれるかな、ということや
健康面などの不安を気にかけておられて
やはりまだまだ保護犬猫の里親になることを
躊躇されてる方も多いこと痛感しました。

少しずつ保護犬猫のことに
関心はもってくれるようにはなっているのですが
やはり当然色々な不安も残っていて
そういう方はまだたくさんおられるのも現実です。

保護犬猫達のこと、
そして何故保護犬猫になってしまったのかを
もっと知って頂くことができたら
きっとペットショップから買うのではなく
里親になる選択を選んで下さる方が
もっともっと増えていくだろうと
お話をしていて感じました。



◆ある夜、娘達と出掛けた時に
暗い大通りで信号待ちをしていたら
交差点のど真ん中で何かが動いていたので
車をとめて確認しに行くと
首が少し曲がったすずめの子供が
翔べずにいました。汗

すぐに夜間の病院に連れていって
処置の仕方を教えてもらい連れて帰りました。

首が曲がってるから事故に遭ったのか、
まだ雛だしもうもたないかな、
とは言われたけれど
ビタミン剤と餌を練った物を
娘が必死で口につけてあげたら
何とか食べてくれてやっと『ちゅん!』て
一声鳴いてくれましたおねがい

その後は保温した箱の中で
少し歩いた後その夜はそのまま寝ましたぐぅぐぅ

でも.....朝早く見に行ったら毛布の中にくるまり
横になった状態で二度と目をあけることは
ありませんでした。

野鳥だから飼うことはできないけれど
もう少し早く見つけてあげてたら
もしかしたら助かったかもしれない、、、

早くみつけてあげられなくてごめんね............

小さな体をハンカチで包んで
ホクを火葬してもらったお寺で
名前をつけて火葬して動物墓地に埋葬してもらいました。

名前は娘がつけたすずめの『すーちゃん』ヒヨコ
たった一日だけの名前だったけど
たった1回きりのご飯だったけど
美味しく食べてちゃんとお空にあがれたかな....星

今度生まれ変わったら元気に大きくなるんだよおねがい



◆◆ペットとして飼うことができない
野生の動物達は自然のルールの中で
生まれてきても全部が生きられないという
自然の厳しい掟があります。
この子達が生きるも死ぬもすべてが
神がもたらす自然の掟の中です。


でも、ペットとして飼う動物や、犬や猫達は
生きるも死ぬも、幸せになるか不幸になるか、も
全て人間の判断で決まります。
神ではない人間の判断です。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『保護犬は健康面とか心配ないですか?』
と聞かれました。そして
『ペットショップなら血統書があるし
もし何かあったらちゃんと引き取ってくれて
健康な子と交換してくれる』
だから安心だとも言われました。


ちゃんと引き取り.....?
引き取ってその後その病気の子は
どうなるのかは疑問には思いませんか?
ペットショップで引き取り
ちゃんと病院に連れていき治療して育ててくれると
思われますか?

血統書があるから
病気もなく長生きできて安心ですか?
血統書は、命と健康の保証書ではありません。
血統書は、その子の母犬が良い環境で妊娠して
安全な出産をしてる保証書ではありません。

★★★★★★★★★

黄色い花【_arisama_】のInstagramをご紹介させて頂きます。

どんな現実の画像にも目を背けることなく
SNSを通していつも動物愛護のために
一生懸命に訴え続けておられます。

ぜひたくさんの方に
この方のポストされてる記事を見て頂きたいです。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◆先住のホクはペット・ショップから
血統書付きで買われた子でしたが
ワクチンも去勢手術もフィラリア予防もされず
ペットの飼い方、愛し方を知らない
飼い主に飼われていました。


当時10才のホクと縁があって
娘夫婦と共に新しい生活が始まり
散歩とドライブが大好きなホクと
とても幸せな日々を過ごしました照れ

でも......2年後ガンが発症しました。

余命わずかと宣告されましたが
最後の最後までこの子の命を受け繋いだ責任を
何があっても果たそうと決意していました。

もちろん医療費もかかります。

でも、病気になったからといって、
見るのが辛いからと理由をつけて
安易に安楽死を選択したり捨てたり
そんな無責任なことは絶対に許されません。

近所に同じ病気の方で
『病院代がかかりすぎてもう高い薬は難しい』
と薬も途中で辞められた方がおられました。

でも、その方は、
ガンが大きく腫れ上がってきてる
我が子から目を背けることなく
毎日のようにベビーカーで公園につれてきてあげて

『手術してあげられなくてかわいそうだけれど
せめて最後まで自分の手でご飯もあげて
この子が天国に逝くまで私が側にいてあげないとね』
と言っておられました。

見るのも辛い、でも病気のその子の姿も
元気だった時の姿もすべてその子だから、と......


医療費がかかるから、見てるのが辛いから、と
安易に捨ててしまう飼い主もいる中で
意識の高い素晴らしい飼い主でした。


どんなに綺麗な理由を並べても
命を預かった者が最後まで責任を果たせないのは
単なる身勝手な理由にしかすぎません。

ペットは自然の掟で
生死が決まる動物ではありません。

すべて人間の判断で決まってしまいます。



◆命ある者すべて、年をとり、病気もします。

ペットを家族にするということは
その子は年を取り大病をすることも
人間と同様に当然あり得るということです。


◆ホクの腫瘍の写真は始めて載せます。

家族になってから初めての身体検査では
結構な貧血がありましたが
定期的に検査をするというこで過ごしていました。

ガンが発症してからは
やはりかなりの貧血のため
すぐには手術ができなくて
体調の良いときにと手術を待つ間にみるみる内に
喉の腫瘍が大きくなっていきました。
膨らんでいる部分は全部腫瘍でした。

手術ができた時には
この倍にも腫れ上がっていました。
ホク、きっと痛みもあったよね、ごめんねショボーン



◆以前も載せましたが
余命わずかと言われながら
1回目の手術が終わってからは
再び大好きなドライブも楽しむことができました口笛

 
◆でも、ホクは元々貧血があったので
副作用が出るため抗がん剤の投与があまりできなくて
4ヶ月後、ガンが再発し
大学病院への定期検診の日
急きょ2回目の手術をして頂きました。


麻酔が覚めたときホクは涙を流していました。
痛かったね、怖かったね、ほんとにごめんね....ショボーン



◆大きな腫瘍はとれたけど、喉の下から胸まで
15センチも切って細胞を全部とりました。
でも、もうガンはホクの身体中に........


それでも、ホクは、風を感じて
空気を吸って息を吐いて
最後の最後まで生きてる証を感じていましたおねがい



◆でも、2回目の手術から1か月後、
とうとうホクは立てなくなりご飯も食べられなくなり
高栄養の缶詰を薄めて注射器で
何日かは飲ませていましたが
ホクは静かに虹の橋を渡っていきました虹

亡くなる少し前のホク。
ほんとによく頑張ったね、ありがとうおねがい




◆『飼いたい人』と『飼える人』は違う、
『飼わない勇気も必要』

とある方が書かれていました。
本当にその通りだと思いました。

飼うからにはその子が息を引き取る最後の最後まで
責任をもって愛情をもって家族として
暮らしていけるのか、

ペットを飼う前に今一度
まず自分と向き合わなければいけないと
改めて今思います。
自分は本当に『飼える人』なのかを......

そうでなければ『飼わない勇気』を
選択するということ
それがペットのためだということも
改めて理解できました。

でなければ、
こうして年を取ったり病気をした時に
人間は身勝手な決断をくだしてしまうからです。

ペットは自分で飼い主を選べない、
生きるか死ぬかも選択できない、
すべては信じた飼い主の決断で
その子の犬生猫生は決まります。


行き場をなくしたたくさんの保護犬猫達が
家族を待っています。

その子達は元々は人間によって
行き場をなくしてしまった子達です。


◆血統書がない犬や保護犬猫は健康が心配.......

そう言われた方達もいました。

血統書をもったホクも
先天性の貧血がありガンになりました。

そして、保護施設からのてつも
最初は元気でしたがガンが発症しました。

捨て犬であろうと血統書つきの犬であろうと
命ある者は年を取り老いていき病気もする。

そして、最後は立てなくなり
食べられなくなり永遠の眠りにつく。

私は犬から、生が終わりをつげていくすべを
教わったような気がしています。

私もきっと、こうして年を取り
病気をするかもしれないし
段々と終わりをつげていくんだな.......と。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◆◆ホクが天国に逝ったあと出会った推定12才のてつ。

てつは殺処分寸前で保護された子でした。
何とか生きることはできたけれど
どれだけ呼び掛けても希望も喜びもなく
ずっと目を伏せたままでした。





◆散歩に連れていっておやつをあげて
汚れた体をブラッシングしてあげてる内に
やっと顔を見てくれたてつ。

もう一度人の温もりを信じていいんだよ。
もう二度と一人ぽっちにはならないからねおねがい




◆でもしばらくは、部屋の隅っこで寝たり
抱っこしようとしたら噛みつこうとしてきたりで
てつから家族と認めてもらえるまで
時間はかかりましたショボーン




◆でもてつが心を開いてくれる日を
家族みんなで焦らず時間をかけていく内に
抱っこされると喜ぶようになりましたおねがい




◆やっと家族として受け入れてくれるようになった頃
シニアのてつもやっぱり病気が発覚。
脾臓ガンで全摘出。



◆家族になって半年くらいたった頃
てつは再び人の温もりを信じて甘えることも知りました。


星でも、家族になってちょうど1年目の4月12日、
最初で最後のてつの誕生日を
お祝いしてしばらくしたら
最後の方はもう自分では立つことも歩くことも
食べることもできなくなって
痴呆で昼夜が逆転してしまいました。

◆出会った時はもしかしたら
きっともうかなりの年齢だったんだね。
1年と7ヶ月の短い時間だったけど
ホクもてつも一生分の幸せを家族に残してくれましたね。
本当にありがとうおねがい



◆どんなに元気な動物でも
必ず年を取り病気もします。
色んな大病やガンになる子もたくさんいます。

でも、縁があったその子は
息を引き取る最後の最後まで終生家族の一員です。


命ある者は必ず年を取り姿形も変わっていき
最後は介護も必要になることを理解して
覚悟してペットを家族に迎え入れてほしいです。

そして、自分が何年責任をもって
ペットの世話をできるのか
好きな犬種よりも、自分が飼える犬種もよく考えてから
自分の年齢に合った犬種や年齢の子を
きちんと考えて家族に迎え入れることも
とても大事なことだと思います。

だから、この先私がまた里親になる時も
自分の年齢を考えると、
子犬からではなくシニアの子と決めています。


◆いつも悲しそうに目を伏せてた保護犬のてつも 
時間はかかったけど
こんな風に笑えるようになりました照れ




◆笑顔がなくなるのは
捨てられ裏切られ、生きる希望も喜びも
人間の手で絶たれてしまうから。


小さくても大きくてもたった1つの大切な命。

命は買うものでも捨てるものでも
交換するものでもありません。

ペットが年を取りたとえ姿形がかわっていっても
終生大切な家族です。

どんな姿になってもどんな病気をしても
最後の最後まで大切な家族です。



★★★★★★★★★★★★★★★★★
★最後に、心暖まるブロガーさんのご紹介です。
ごんちゃんに いつも観音様のような
慈悲溢れる愛情を注いでおられるwithgonさんの
【愛犬とお寺めぐり&母観音イラスト】さまから
素敵なホクとてつのイラストを描いて頂きました。
ありがとうございます照れ

可愛い柴犬のごんちゃんの
日々の記事を投稿されています。
そしてお兄様が優しくて温かいイラストを
たくさん描かれておられます。
ぜひブログのごんちゃんに会いにいってあげて下さい。