昨年末の12月27日(水)、ホワイトハンドコーラスNIPPONによる「見える!第九コンサート沖縄公演」を鑑賞しました。

 

 ホワイトハンドコーラスNIPPONは、聴覚・視覚に障がいがあったり、車いす、自閉症、発声に困難を抱えるなど、参加メンバーの半数に何らかの障がいのある子どもが所属しているインクルーシブな合唱団です。

 

 第一部では沖縄や八重山の民謡を、第二部ではベートーヴェン交響曲第九番を手歌(※)を使うサイン隊と、声で歌う声隊が一丸となって表現します。そのパフォーマンスは、「ともに生きる」を体現化するもので大変感動しました。

 

 ホワイトハンドコーラスNIPPONは、バリアフリーの国際賞「ゼロ・プロジェクト・アワード」を受賞し、2024年、オーストリアのウィーンで招待公演することとなっています。

 

 そして、2024年は、ウィーンで「第九」が初めて演奏披露されてから200年の節目の年となります。当時、54歳だったベートーヴェンは難聴が進み、この曲を演奏披露した時には、ほとんど耳が聞こえなかったと言われています。

 

(※)ホワイトハンドコーラスのオリジナルの音楽表現。白い手袋を楽器に見立て、手話をベースとした動きで、視覚芸術として歌の世界を表現

 

(感動のパフォーマンス)

 

(ホワイトハンドコーラス コロンえりかさん、田頭真理子さんと)

 

(駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館のセイコウ・ルイス・イシカワ・コバヤシ特命全権大使、桑江朝千夫 沖縄市長と)

 

(おそらく、神奈川を手話でやろうとしています)