産業労働常任委員会(山本哲委員長・寒川町)の県内調査。

 神奈川県立産業技術短期大学校(松永和彦校長)と株式会社シンメイ(湯川惣一郎社長)を訪問し、お話をお聞きしました。

 

 平均就職率97.2%を誇る産業技術短期大学校は「生産技術科」「制御技術科」「電子技術科」「産業デザイン科」「情報技術科」の5科があり、2年間で4年生大学に匹敵する単位を習得し、ものづくりのエリートを地域産業界に排出しています。

 松永校長より、学校の概要や実際に生徒が3Dスキャナー・3次元CADなどを使ってどのように学んでいるか説明を受けました。

 課題として入学者数の落ち込みが挙げられました。求められる学科の在り方や職業能力開発推進協議会との連携をしっかり考えていく必要があると思います。

 

(藤沢市内の企業も職業能力開発推進協議会に参加されております)

 

 食品包材・食品容器の株式会社シンメイでは、製品ができるまでの過程を見学させていただくとともに、湯川惣一郎社長からベトナムビジネスのメリットや今後の展望等についてお話をお聞きしました。自社の製品やサービスの強みを活かして海外展開する企業にどう県が寄り添い応援するかは、神奈川県の産業労働局がこれから最も力を入れていかなければいけない取り組みの一つだと思います。企業誘致・国際ビジネス課の支援メニューの充実を自民党産業労働部会としてはしっかりと考えていかなくてはなりません。

 

(湯川惣一郎社長からベトナムビジネスについてお聞きしました)

 

 

https://www.shinmei-pac.co.jp/

 

 

 

今回の県内調査を踏まえ、委員会での議論を深めてまいります。