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からご覧ください。
優秀で強いリーダーシップが
企業を良くするのか?
面白い記事がありますので紹介しておきます。
記事を簡単に説明すると
・ワークマンは「しない会社」だ。
目標を定め、ノルマを決め、期限までにやりきる
といった多くの企業がやっていることは一切しない。
とりわけ
「頑張る」はしないどころか、禁止だ。
多くの企業が取り入れている経営理念と反対ですね。
しかし、これで10期連続最高益を更新中です。
エクセル歴6ヵ月の社員が「エクセルにはまって」
つくったツールが、会社を大きく変えました。
関数とピボットテーブルだけ
やはり一人ひとりがエクセルでデータを活用するのが一番いい。
ほとんどの社員がこのレベルまでエクセルを活用できる会社
・「カニバリ製品発見ツール」というものがある。
カニバリとは
自社の製品が自社の他の製品を侵食してしまう「共食い」現象
意外とどこにでもありそうなカニバリ
「他社で売れているから我が社も・・・」
と進めていくとこんな感じになるのでしょう。
このツールは
製品番号を入れると、カニバリ率が高い製品から出てくる。
社員全員で使っているからこそ
組織内の知恵が集まり、高まっていく。
自動発注のアルゴリズムをつくっているのですが
これもエクセルで全部行っています。
多くの会社では既に
発注から売り上げまでを管理するシステムは導入しているでしょう。
ここまでは、ワークマンも同じ
そして
日本でDX(デジタルトランスフォーメーション)というと
高度な情報処理システムを導入し
専門家がデータを分析すると多くの経営者が思っています
が、
じつは違う、
そんな馬鹿なと思う人は多いはずです。
組織論、IT活用方法で云えば
・経営者が決めた経営方針が
各部署に伝えられて、更に各メンバーに
膨大な情報を分析するのはAI化
トップツーダウンと大規模システム
それに対して
・現場の人が売り上げや商品の情報を分析
店舗ごとに使えるエクセルファイル
自らが考えたアルゴリズム
ボトムアップと沢山の小規模システム
の違いです。
これは
・たまたま起きた奇跡なのか?
・必然的に発祥した必然性なのか?
何時まで議論しても結論は出ないでしょう。
そこまで両極端でなくても
映画ー鬼滅の刃」を組織論で比較した記事が
面白かったので続けて紹介しました。