鬼滅の刃の組織論が国レベルになりましたが

お隣の国 韓国の歴史を紹介します。

 

1392年から1897年の朝鮮半島です。

李氏朝鮮時代と呼ばれています。

映画「鬼滅の刃」無限列車編が

大正時代ですので、当時の日本と

比較しやすいかもしれません。

還流ドラマの時代劇をイメージしてください。

ドラマでは国民が楽しめる様に

だいぶ編集してあります。

日本の時代劇も同じです。

 

以下が事実です。

李一族の王朝時代で、身分は

両班・常民・賎民との身分差別の時代です。

トップは

李王族ですが、何と大国 清 の了解を得て国王に

これが朝鮮半島は中国の属国と呼ばれる理由です。

次は 両班

税金を納める必要が無く

体を動かして使う仕事をせずに

兵役にも就かず

儒教を学んで政治を行い

贅沢に消費するだけ

常民

農民で、税を納めると共に

特産物を貢賦として出し

その上で多くの雑役に徴発されました。

賎民

いわゆる奴隷です。

他人に保有され、姓名が無く

人としての権利は無く

財産として売買・贈与・担保・相続の対象とされていました。

もちろん戸籍などもありません。

 

この比率は

  • 両班:1690年 7.4%→1858年48.6%
  • 常民:1690年49.5%→1858年20.1%
  • 奴婢:1690年43.1%→1858年31.3%

です。

現代に例えると

政治家や市役所役人など産業にかかわらない人が半分

納税の義務がない特権階級です。

納税と軍として防衛に駆り出される人は2割

賎民は現在では例えようがありませんが

牛や馬などの家畜と云ったところです。

王家や両班らの下で奴隷として

収入もなく重労働させられる人が3割

日本の明治時代と比較してみて下さい。

果たしてこの様な状態で

国政や国防が出来るでしょうか

当時は欧米諸国が東アジアの国々を

植民地する政策に躍起だった時代です。