横綱、朝青龍が引退しましたね。
実力は申し分なく、素行の悪さがあだとなり引退に追い込まれました。
日本人は、「黙して語らず」が美徳とされ、特に国技的な相撲はそう
いった傾向が強いと思います。
横綱の品格…外国人の朝青龍には理解できなかったのかもしれません。
どんなことをしてでも勝つ
勝てば(強ければ)何をしても許される…
最近は、若い方がお金持ちになったり、スポーツ界でも若くて才能
があり強い選手もどんどんと出てきています。
(もちろん人並みはずれた努力もされていると思います)
それはそれで素晴らしいことですが、そこに礼儀・人間性など人と
してのあるべき姿が欠けているように思うこともあります。
松下幸之助の掲げた7精神の1つにこんなものがあります。
礼節謙譲の精神
「人にして礼節を紊(みだ)り謙譲の心なくんば社会の秩序は整わざるべし
正しき礼儀と謙譲の徳の存する処社会を情操的に美化せしめ
以て潤いある人生を現出し得るものなり」
お互いに尊敬の念を持ち、自ら謙虚に顧みることでより良い社会や
豊かな人生を生み出すことが出来る。
日頃から礼儀正しい振る舞いやマナー・言葉遣いを心がけることが大切。
若い方に限ったことではないですが、私も今一度自らを顧みたいと思いました。