フェリーで四国に旅立った日から丸1年【アドレス110しまなみ海道ツーリング①】 | 昨日の記憶

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管理人はヤクルトファンのモータースポーツバカ。基本的に引きこもり体質ではあるものの、愛機アドレス110でふらっと遠出することもしばしば。

「バイクでフェリー旅」というと、半数くらいの人は北海道を考えるのではないでしょうか。特に関東民は大洗から苫小牧行きの船が出ているため、その傾向が強いと思います。

 

しかし、キャンプという名の野宿をしたいと思わない私にとって北海道はあまりに大き過ぎ、昔からあまり行きたいとは思いませんでした。その一方、四国や九州には興味津々! なかでも本四連絡橋のひとつである“しまなみ海道”の原付道は聖地として崇め、2019年4月にアドレス110を購入して以降、「いつか必ず行く」と心に決めていました。

 

オーシャン東九フェリーの乗船券

 

それが実現したのが2020年9月28日、1年前の今日でした。


というわけで、この1年間ブログではスルーし続けてきたあせる しまなみ海道ツーリングの模様を、いつものように写真中心で振り返ってみようと思います。しかし、“まとめ”という点ではすでに自作動画で済ませているので、そこから漏れたものを小ネタ集として書いていく予定です。

 

よろしければお付き合いだください。m(_ _)m

 

 

9月下旬という決行時期は良い面と悪い面の両方があり、いつも悩みのタネになります。

 

前者は走りやすい季節であり、同時に着るものを少なくすることができる=荷物の量を減らせることが挙げられます。一方、後者は台風シーズンであることです。万が一日程を直撃しようものなら悪夢を見ることになりかねません。ですから毎日のように天気予報をチェックしていましたね。

 

オーシャン東九フェリーが発着する有明ふ頭 東京港フェリーターミナル

 

幸い埼玉を立つ日は晴天と曇天の中間といった天気で、雨の心配はありませんでした。また、四国でも中日を除いて雨の予報はなく、3日目は1日晴れとされており「自分はなんて運が良いのだろう」と喜んだものです。

 

その出発日はお昼過ぎまで自宅で仕事をし、午後から持ち物の最終チェックを実施。すべての準備を整え、夕刻に『オーシャン東九フェリー』の発着地である有明ふ頭の東京港フェリーターミナルに向かいました。

 

オーシャン東九フェリーのシンプルフェリーで行く原付しまなみ海道ツーリング。車両甲板で縛られるアドレス110

 

乗船後、我が相棒はすぐに拘束されました。動画の中でも紹介していますが、出港時刻の約1時間前に乗船したにもかかわらず、バイク組ではブービー賞でした。皆さん、どれだけ早く来てるのよ(*_*)

 

注意出港すると次の港に到着するまで車両甲板には戻ってこられません。忘れ物には注意が必要です。

 

オーシャン東九フェリー『びざん』の展望デッキから見た東京港フェリーターミナル

 

午後7時半、オーシャン東九フェリー『びざん』が東京港フェリーターミナルを離れます。いよいよ一人きりの長旅が始まると思うとワクワクが止まりませんでしたが、同時に夜景が遠ざかっていくと少し寂しく感じました。

 

普段から東京の夜景を見ているわけでもないのに、変ですね(苦笑)

 

オーシャン東九フェリー『びざん』から見る東京の夜景と東京ゲートブリッジ

 

離岸後、左旋回で船首を東に向けたフェリー『びざん』は、直後に東京ゲートブリッジの下をくぐり南下を開始。東京港をあとにします。

 

この日は風が強かったので夜景見物もそこそこに客室に戻りました。

 

オーシャン東九フェリーのシンプルフェリー『びざん』の船内図

 

私が予約した部屋は一番価格が安い二等洋室で、船内図の青い部分『B』の20番。8基の2段ベッドで最大16人を収容できる大部屋でした。

 

実際にこの部屋を使ったのは私を含め5人で、一切言葉をかわさなかったものの、荷物や服装などから同じバイク組だったと思われます。変に話しかけられなくてよかった ε-(´∀`*)ホッ

 

シンプルフェリー『びざん』の二等洋室(二段ベッド)

 

9月下旬の四国。気温はどんなもん? と着ていく服装に悩みましたが、下に着るなり上に着るなりで調整はできるだろうとKOMINEのフルメッシュジャケットをチョイスしました。

 

これは半分正解で半分不正解……たしかに昼間は長袖のTシャツとジャケットで問題ありませんでした。しかし夜は寒かったてへぺろ

 

オーシャン東九フェリー『びざん』のオーシャンプラザ(エントランスホール)

 

“シンプルフェリー”を歌う船内にレストランはなく、持ち込みの食料や自販機で売られているチルド食品や冷凍食品などを備え付けの電子レンジで温めて食べるスタイルです。

 

フルセルフなので時間に縛れないのはGoodビックリマーク 夜食もOKです。ただし酔っぱらいの集会はやめてくれ。うるせームキー

 

オーシャン東九フェリーのお風呂(男湯)24時間無料

 

無料のお風呂も24時間入ることができます。思っていたよりも広く、貸し切り状態だったので長風呂を楽しみました。なかなか揺れる風呂は体験できませんからね。

 

しっかりとオーシャンビューの朝風呂も堪能しましたよグラサン

 

シンプルフェリー『びざん』の浴室

 

流し場の数も申し分なし。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、仕切りの上下部分には追加の板が貼られていました。

 

フェリー『びざん』の男湯更衣室

 

男湯の脱衣場。帰りに乗った『どうご』もほぼ同じ作りでしたが、入口の下足置き場の向きや、おむつ交換台のメーカー、足ふきマットと珪藻土バスマットなど、微妙に仕様が異なっていて面白かったです。

 

ちなみに『びざん』はタオルで、『どうご』が珪藻土でした。

 

フェリー『びざん』の男湯シャワー室

 

1つ前の写真で、鍵付きロッカーの正面にあるのがシャワー室。大浴場(?)の入口はこの右手にあります。あまり使われていないのか、浴室の流し場よりも綺麗に感じました。

 

オーシャン東九フェリー シンプルフェリー『びざん』 航路図

 

こちらはオーシャンプラザ(エントランス)に設置されているディスプレイ。航路と船の現在地を知ることができます。

 

察するにブリッジでも同じものを見ているのでしょうね。それでいて、右下にしょっちゅう「航路を外れています」などの警告文が表示されているものですから、見かける度に「大丈夫なの?」と思ったものです。

 

携帯の電波は意外なことに沖でも入りました。東京湾を出てしまえばずっと圏外かと思っていたので、これは嬉しい誤算。しかし、船の中央部になる寝床では厳しかった。沖でも電波を掴めるのは窓際に限られます(MVNOのドコモ回線の場合)。電波レベルは弱いですけどね。

 

壊れたmicro-B→Type-C変換アダプター

 

そんな船内で暇をつぶすため、先代のスマホに電子書籍のコミックスをダウンロードして圏外でも読めるように準備してきました。お陰で退屈しませんでしたが、帰りの便は行きに比べて若干揺れが大きかったせいか、ずっと画面を見ていていると少し気分が悪くなりました。乗り物酔いに強い人間でこれなので、船酔いしやすい人はやめておいた方がいいでしょう。

 

写真にある壊れた部品はUSB micro-BからType-Cに変換するアダプターです。東京港での乗船時に不注意でUSBケーブルにテンションを掛けてしまい、その際に折れ曲がってしまいました。幸い予備(左)を持っていたので大事には至りませんでしたが、翌日の徳島港での下船後は、第一にこれを買いに走ることになりました。

 

太平洋上で1日目が終了ぐぅぐぅ

 

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9月28日(火) @神宮

ヤクルト 4-0 横浜

 

奥川くんすげーな。また無四球で6回無失点、これで8勝目! 新人王も見えてきたぞ目 バスターも見事でしたね。

そんな未来のエースの頑張りに終身名誉キャプテンがグラスラで応えた。一昨日のカツオもそうだけど、ベテランの活躍ってのは一層かっこよく見える。彼らと喜びを分かち合うためにも、“負けなし”の球団新記録=連勝をまだまだ伸ばしていきましょうグー