4代目アストンマーティン・ヴァンテージの見学へ | 昨日の記憶

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管理人はヤクルトファンのモータースポーツバカ。基本的に引きこもり体質ではあるものの、愛機アドレス110でふらっと遠出することもしばしば。

2度に渡ってもったいぶって、ようやく本編突入です。

これまでニュルブルクリンクでのテスト情報やスパイショットを逐一チェックしてきて、22日(火)には志願して新車情報記事も書いた『アストンマーティン・ヴァンテージ』をついに生で見ることができましたラブ

新型ヴァンテージ アストンマーティン東京 新型ヴァンテージ アストンマーティン東京
映画『007 SPECTER』の劇中、ボンドカーとして登場した『DB10』というアストンマーティン車をベースにしているといわれる新型ヴァンテージ。フロントマスクの大きなお口はDB10に採用されたデザインであるとともに、サーキット専用車『ヴァルカン』譲りのグリルの縁取りとメッシュ仕上げとなっております。

ヘッドライトはDB10とは完全に別物。形状的には先代のものに近いのかな。内部のユニットはヴァルカンや『DB11』と同じように見えます。(あくまで見た目状では)

新型ヴァンテージ アストンマーティン東京 New VANTAGE Aston Martin Tokyo
インテリアは先代がGT(グランドツーリング)寄りのラグジュアリーとスポーツの中間的なイメージでしたが、新型はアンディ・パーマーCEOの「DB11をはじめ、他モデルと完全にキャラクターを分けよ(意訳:スポーツカーに全振りじゃあ!!)」という鶴の一声により男の子が好きなデザインに一新。

広報写真でなんとなくイメージはできていたのですが、実車は想像以上にすごかった! 男の子のツボを完全に押さえてますわ……。アストンのインテリアデザイナー恐るべし!!

そんなスポーツカー的キャラクターをより感じられるのは、やはりリアセクションでしょう。
先代から受け継いだ妖麗なダックテール、フロアからせり上がったリア端部、そして左右2枚ずつのバーチカルフィンを伴う大きなリアディフューザー……ああもうたまらない!!! 気が早いけど次の代のハードルがめちゃくちゃ上がってますよ、コレ。

新型ヴァンテージ アストンマーティン東京 新型ヴァンテージ アストンマーティン東京

私を狂わせる素敵なリアにはアストンマーティンのウイングバッヂとともに他モデルでは見られない『ASTON MARTIN』のロゴが入るようです。

でも、注目はウイングバッヂの方なんですよ。というのも(私も前回の訪問時に初めてお教えいただいたのですが)エンブレムの中央、アストンマーティンという文字がある場所の色、これがブラックですよね。

通常、アストンマーティンのエンブレムではこの部分がグリーンなのですが上級・高性能モデルに限ってはブラックになっているそうなんです。

例えばDB11や先代ヴァンテージ、ラピードなどはグリーンですが、フラッグシップモデルであるヴァンキッシュはブラック、先代ヴァンテージでもSが付くとブラックになっており、当然サーキット専用車のヴァルカンもブラックです。

で、この新型はSが付いていないのにブラックということは……無印モデルから高性能モデルであると認めているということなのです。

もっとも今後“絶対に”ハイパフォーマンス仕様も登場してきますけどね。だって首脳陣が示唆しているし、大概のモデルで登場していますし、今年わざわざAMRという新ブランドを立ち上げたのですから(笑)

あ、ちなみにバッジのカラーはレッドもあって、これは『ザガート』モデルで用いられます。3週間前に訪れた際に展示されていた『ヴァンキッシュ ザガート』などが対応モデルとなりますね。

New VANTAGE Aston Martin TokyoNew VANTAGE Aston Martin Tokyo
マッスル感あふれるサイドボディも素敵です。そんなサイドビューでのハイライトは今モデルから採用されたサイドジルと呼ばれるエラ状の窪みでしょう。

フロントタイヤハウス内のエア抜きを担うこのアウトレットが、1958年製の『DB4』(かの有名なボンドカー『DB5』の先代モデル)から受け継がれてきたサイド・ストレーキに代わって置き換えたという点でも新型ヴァンテージが他モデルと一線を画すキャラクターを与えられていることが分かります。

New VANTAGE Aston Martin Tokyo
最後は新旧ヴァンテージのツーショット。写真は下手だけどクルマはステキ‼

以上。

思いの外、というレベルでないくらいキーボードを叩いてしましましたが、反省はしておりません。(笑)