築60年の我が家はシャワーだけで浴槽がない。
転居時、小さな浴槽がついていたが焚口が不良だったので浴槽を外し、しばらくは風呂なし生活。
近くに銭湯や温泉があるし気になれば体を拭けばいい。
昭和期前半頃は昔の庶民は銭湯通いが常だったし、毎日は通っていない。
内風呂があるのは限られた裕福な家庭だけだった。
自宅にお風呂があることが当たり前に成長した豊かな日本。
風呂が無いことにさほど不自由を感じる事なく過ごしていたが、さすが真夏の暑さが続くとシャワーだけでもあればと、旦那をせかし作ってもらう。
業者に依頼すれば素敵な風呂場を作ってくれるだろうが、
お金が掛かる。
使えればいいと思っているので器用な旦那にすべてお任せ。
横浜時代、冬は乾燥でいつも湿疹に悩まされ、痒み止めは必須アイテムだったが、北海道にきて、気づけば湿疹は出来ず快適な冬を過ごすようになっていた。
全く気密性のないぼろ屋に移りすみ、温泉地最多を誇る北海道の温泉に入り、薪ストーブの上ではしゅんしゅんとお湯が沸きたち、湯気が立ちのぼる室内。
「人気温泉地ランキング2020」のリクルート結果は
1位 群馬 草津温泉
2位 神奈川 箱根
3位 北海道 登別温泉
9種類の泉質が湧出する温泉のデパート呼ばれる登別。
我が家から1時間ちょっとで行ける登別温泉銭湯「湯元さぎり湯」に時々お邪魔し、温泉を楽しんでいる。
硫黄泉とミョウバン泉2種類の泉質で、大人450円。朝7時から21時まで。
観光客や地元の人で賑わっており、おしゃべりを聞くのも楽し。
ぼろ屋効果絶大なり。