その566。世界一不平等な選挙の開票日に際して | 北海道のアンジュルムファンのブログ

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2014年12月22日、改名に伴い「北海道のスマイレージファン」から「北海道のアンジュルムファン」に変更しました。

まあ、本日は日本一憎まれる(我々の業界では)団体の世界一不平等な選挙の開票日になるわけです。
この開票イベントをCXとかいう局が全国になんと4時間以上も配信するという異例の事態となっております。

さて、なぜ「世界一不平等な選挙」なのか。

少なくとも戦後日本の公職選挙は1人1票が大原則です(いわゆる「普通選挙」)。
しかしこの選挙は厄介者で、
(1)対応サイトの会員は+1票。しかも1人複数回線所持可能+対応サイトも複数ある(10箇所。しかし重複を許さない組み合わせがあるので最大9票)→この時点で1人1票ではない。
(2)ファンクラブ会員は+1票。対応ファンクラブは1つしかない上、1人の人物が重複して登録できないため1人1票になる。
(3)対象シングル購入者はシングル購入枚数だけさらに追加→大手になると何千万円単位(1枚1000円と見積もって数万枚)で購入し集中的に投票→もはや1人1万票以上(ちなみに昨年のトップは12万票くらい)→その分CDの在庫がたまり不法廃棄されるケースも→すなわち、金さえあれば誰でも当選できる、「金権選挙」→不平等
というわけです。


奇しくも先日、同団体の握手会で痛ましい事故が起きました。
(この後の記述には誤りがある可能性があります)
その握手会は、「シングル封入の握手券保有者」であれば誰でも参加できるもの。事前の本人認証はありません。そのため、蓋を開けて見ないと誰が来るのか、どれだけ来るのかがわからないという(ある種)危険なイベントなのです。
(ハロプロの場合、シングル購入特典の握手会については、専用サイトでのみ発売するボックスのみに握手券を入れている他、握手券購入者の個人情報を取得し、当日本人確認をして初めて握手ができる仕様にしています。また、握手券の発行枚数も正確にわかりますし、発行段階でいつ、どこの会場かも決定しています)
さらに当日の警備はなんと日雇いバイトが担当と言う超杜撰な体制。これでは事故は防ぎ切れません。

要するに、例の団体は握手券と投票権を量産してオリコンのチャート、ひいては日本の音楽業界、さらには日本の環境を破壊しています。
こういった愚業はいい加減経産省なり文科省なり環境省が取り締まるべきです。
(そしてハロプロの合理性が証明される)

【追記1】
R-EcoYuさんの「戒厳体制 初日」に投稿したコメントを記載しておきます。
おっしゃる通りであります。
1人1票、これが本則であり、本件は金権選挙と言わざるを得ません。
先ほどGoogleで「総選挙」を検索したら、恐ろしいことに上位10件のうち9件が敵軍関連でした。政治の話題を扱っていたのはWikipedia「総選挙」のみです。
若者が公平公正に行われる国政選挙に興味を持たず、不公平不公正の敵軍選挙に強い関心を抱くのは日本の恥と言わざるを得ません。
私も今日ブロ…今テレビで敵軍の件をやったので急いでチャンネル変えました…ブログに記事書きました。非常に憤りを感じています。