その562。そもそも「運動会」は必要なのだろうか | 北海道のアンジュルムファンのブログ

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2014年12月22日、改名に伴い「北海道のスマイレージファン」から「北海道のアンジュルムファン」に変更しました。

今日かななんの生誕記事を先に書いて予約投稿しようとAmebaのマイページに飛んだら(実はこの前にパソコンがハングアップして強制リブートがかかりました)、非常に興味深い記事が。

→「玉入れも危険?運動会の種目がモンスターペアレントのクレームにより次々と中止に」(2014年5月30日、Spotlight(スポットライト)- 話題が生まれるWebメディア

記事をざっくりまとめると、
・運動会の競技に対して「うちの子を怪我させるな」と親が中止を要求
・学校は親の要求を受け一部競技を中止している
・伝統あるあの競技も…

といったところでしょうか。気になる方は上のリンクからどうぞ。

で、そもそも運動会は必要かという点についてですが、運動が大の苦手である私から言わせれば、「必要ない」と答えます。
理由を書くと、
・運動ができる子は目立つが、できない子は目立つことができないばかりか最悪いじめの対象にもなりうる
・運動ができる子とできない子の2極化が鮮明に表れる
・運動ができる子はその分モチベーションが高いが、できない子は憂鬱である
・団体競技で運動ができる子とできない子を組み合わせるとできない子はついていけず、できる子はその実力を十二分に発揮できない
といったところです。

上の記事に挙げられている競技を取り上げます。

【組体操】
まあ、どんな感じかは上の記事に写真が載っているので想像しやすいとは思いますが。
記事には「骨折などの事故も少なくないというのも事実ですが、仲間同士の結束力が高まる伝統的な演目です。」と記載があります。
ここで疑問が。
・そもそも安全を犠牲にして結束力を高める必要はあるのか?
結束力を高めたい、という意図があるのは重々承知してはいますが、組体操以外に結束力を高める手段はないのでしょうか?確実にあると思いますし、その方法は組体操よりももっと安全であるはずです。
<結論>組体操は廃止すべき

【棒倒し】
「棒倒しも危険という側面は確かにありますが、特に子供たちが熱中する競技でもあります。」と書いてありますが、白熱しますか?
それに棒も結構重たいですから、その下敷きになったらどうするんですか、ということです。
※注釈:実は私の時は女子が非常に少なかったんです。男子2~3に対して女子1くらい。1クラスに10人くらいしかいませんでした。そこでその年は方針を変え、女子の棒を塩ビパイプにしました。
<結論>棒倒しは廃止するか、もっと安全な方法(棒を柔らかく、軽いものにするなど)を検討すべき

【騎馬戦】
私の地域ではあまりやらなかったです。たしか小学生の時に1回やったきりですかね。
私もそれまで「騎馬戦」を知りませんでした。その時の私は人を乗せて立っているのがやっとで、「左」「右」とか言われないと動けないのです。でもそれをやると相手に戦略が漏れるから…とかいう話があって…。
という昔話はこの辺にして、騎馬戦はあってもいいと思います。ただし安全な方法なら。
<結論>騎馬戦はもっと安全な方法を検討すべき

【パン食い競争】
やったことがないので省略します。

【玉入れ】
まあ、おおざっぱにいえば球技の一種でもあるわけですが。
「あまり危険を感じたことはありませんが、「玉がぶつかったら危ない」「袋が破れて小豆が目に入ったら危ない」という声が挙げられているようです。」
え?
・玉入れの玉は小豆を入れることによって握りやすくなっているし、クッションにもなっている→小豆を入れなければさらに怪我しますよ。
・玉がぶつかったら危ない→たしかにそれはあります。私もメガネをつけ始めてから…いや、それ以前から球を怖がっています。今もずっと。でもバスケットボールなり、ほかのボールよりは格段にやわらかいですよ。
<結論>玉入れは現状維持。

【まとめ】
運動会というのは、私のような運動が苦手な子にとっては苦痛でしかないのです。また、事故の危険もあります。
学校教育というのは、常に最も安全な状況下でなされるものであるべきであり、学校教育で事故が起こることはあってはなりません。
また、運動会で体力が鍛えられるといいますが、もっと安全な方法で体力を鍛えることはできるはずです。
ですから、私は運動会は廃止すべきだと考えます。

【主な反論】
・じゃあ合唱コンクールは?歌が下手な子が同じ目に合うでしょう?→たしかにそうです。しかし運動会よりははるかに安全です。私はどちらかというと歌がうまいほうなので、下手なほうを考えたことはないです。
・じゃあ写生大会は?→運動会よりははるかに安全ですが、やはり絵が下手な子がこういう目にあいますね。私も下手ですから、よくわかります。
…と反論は続くわけですが、ここではもう触れないことにします。