今の共産党員でも知らない人は多いだろうが、自分たちが若かった時代の組合運動でもそうだったが、共産党員は「労働者から搾取しているのだから企業は敵」って平気でいいながら企業で働いていたから、何という矛盾なんだろうと思っていた。

 指摘すると、企業を変えるんだ、社会を変えるんだ、などといっていたけどね。

 何たって恐ろしいのは、故宮本委員長が「自分たちが助けを求めれば、ソ連が助けに来てくれる」なんていっていたし、極左の赤軍派、中核派、革マル派、全学連も全て共産党系なんですよ。

 組合運動というか組合との交渉というか、昔そういうのを経験した人は分かるだろうが、民青や共産党員は「企業は敵」っていってましたから、田原総一朗さんの共産党は企業が敵っていったことは間違いありません。

 自分は、ソ連が理想郷のような話も聞かされましたしね。

 今の共産党がどういっているかは知りませんが、根本は変わっていないでしょう。

 口が上手いですから。