実は......
朝食を撮った後の今日の写真が全て消えてしまっていました!!
とてもショックです!!ビェ──・゚・(。>д<。)・゚・──ン!!
どこかに入っていないかなぁと思ったのですが、
どうやっても探せないので、消えてしまったのだと思います。タブレットの不具合が原因のようです.....
なので、今日の搬送の記録は文字だけです。
立ち直れないくらいショックを受けてるワタシ...(T▽T;)
でも、気を取り直して.....
今朝は少し時間があったので、朝食後近くを散策しました。
ホテルの近くの築地本願寺、波除神社にお参りをし、今日の搬送の無事を祈りました。
波除神社では茅の輪くぐりもしてきましたよ。
出発病院は「国立がん研究センター」です。
近代的な高層ビルで、とても病院とは思えない建物でした。
中も吹き抜けがあり、まるでホテルのよう。
今日のクライアントさんが入院している病棟のデイルームからの眺めも最高でした。
今話題の「築地市場」が見えました!!
今日のクライアントさん、故郷のご両親の元に帰って療養生活を送ります。
なかなかのイケメン君で、テンション
カッコイイだけじゃなくて、人望も厚く、お友達が多く、
昨日まで毎日お友達の面会が絶えなかったそう。
友人の誕生会を率先して企画したり、人を喜ばせることがお好きな方だったようで、男性にも女性にも好かれる方だったそうです。
故郷に帰るにあたり、最初、手段がなくてご両親は苦労されたそうです。
これだけの大きい病院でありながら、北海道へ寝たきりの方を搬送するのは初めてとのこと。
こういう民間救急の仕事はまだまだ認知度が低く、病院スタッフにもあまり知られていません。
ドクター、看護師、ソーシャルワーカーも知らなくて、ご家族さん自らがネットで探して依頼されるケースも多いのです。
北海道〜本州間はどうしても海を超えなければならないので、航空機搬送がメインになります。
貴重な航空機搬送の写真をたくさん撮ったのに、つくづく残念.....
またの機会に期待します。
昨日のフライトも満席でしたが、今日のフライトも満席でした。
クライアントさんの病状を鑑みながら、そして一刻も早く搬送をと思っても、使える航空機には制限と条件があります。
まず、航空機にベッドを設置する場合、6席分の座席を使います。3列シートの場合、ベッドを設置した3列めの座席を含め、9席の確保が必要で、その9席が終日空いてる便しか使うことができません。
大体の航空機は、大阪〜東京、東京〜札幌、というように機体繰りをしながら使用されますが、「一日のフライトで、どの路線でもその席が空いてること」がベッドを設置できる条件になります。
また、ベッドは朝取り付けて、夕方取り外します。
取り付けと取り外しができるのは、大きな空港でしかできないので、「使用する航空機が朝一にいる空港が大きい空港」
であることが二つめの条件だそうです。
この時期、東京〜北海道はツアー目白押しで、どの便もほぼ満席。一週間先までほとんど埋まってる状態で、たまたま今回乗った一便だけが空いていたそうで、席を押さえることができました。
ところが受け入れ先の病院のドクターがその日は不在とのこと....
でも、周囲の病院のドクターの協力のもと、一時的に受け入れてもらえることができ、無事に故郷に帰ることができました。
一人のクライアントさんを飛行機で運ぶには、本当にたくさんの方々の協力が必要になります。
病院から空港まで搬送をお手伝いくださったのは、
クォントケアタクシー様
空港のVIP専用入り口で、搭乗準備に当たってくださった保安検査係の方と警察官の方。
そこからパッセンジャーボーディングリフト車に乗って、シップサイド、搭乗とクライアント様を運んでサポートしてくださった空港職員の方々。
飛行機の中でお世話くださったCAのみなさん。
札幌で飛行機を降りて当社の車まで運ぶのを手伝ってくださった空港職員のみなさん。
私たちだけでは決してなし得ない搬送ですが、このように多くの方々のサポートがあり、初めてクライアント様を安全に運ぶことができます。
千歳で車両部隊のAさんSさんペアと合流。
メインケアドライバーのAさんは、この日室蘭2往復でした。
17:00。
無事に目的地室蘭の病院に到着し、申し送りを終えて私たちの仕事は終了しました。
社長も4日間で6フライト。
もはや、家にいるより空を飛んでる時間の方が長いという...
みなさん、お疲れ様でした。
故郷で過ごす日々が穏やかな毎日でありますように。
帰りにみんなでラーメンを食べました。
遅い昼ごはん....
なんか、先日の名古屋もこんな時間だったな。
勤労の後の食事はやっぱり美味しいです!!
そして、帰りは私は爆睡でした。