4月26日(同月最終金曜日)にCTS(New Chitose Airport)へ旅客機の撮影に出掛ける機会を得たことは以前も申し上げた通りだが、ANA(All Nippon Airways)に在籍するB-8-9(Boeing 787-9)のうち900番台のレジの子を撮る機会をそのとき手にしていた。

 

 2023年9月中旬、3年8ヵ月振りにCTSへ帰還した際に‘JA936A’の撮影チャンスに恵まれて以来の900番台のレジ(Registration number 登録番号)のB-8-9だ(記事・『思わぬ出会い』をも見よ)。時折CTSにてご一緒させて頂くある方より900番台のレジのB-8-9は3機在籍するとの旨をコメントで伺っていて、それを拝読してから「いつの日かまた」という思いがどこかにあったかも知れない。ANAが動員したB-8-10(Boeing 787-10)の撮影チャンスこそ無かった一方、その「代わり」と申し上げてしまうと毒があるかもしれないが、3機在籍する900番台のレジのB-8-9の撮影チャンスは僕にとって稍(ヤヤ)意外なタイミングだったのが正直な感想だ(@_@)。そのB-8-9のレジは‘JA937A’だった(vide infra)。

 

 おとといの記事にて申し上げたB-7-3(Boeing 777-300 Series)とこのB-8-9とを含め、今回撮れたANA在籍機の写真からゆうべのうちに4作選定して打ち出し(プリントアウトして)アルバムに封入した。また、ANAに在籍するB-8-9のうち900番台のレジの子は僕にとってこれが2機目となった。更にTHA(Thai Airways International)に在籍するB-8-9の撮影チャンスもあって(vide infra:レジはHS-TWA)、当時は2回B-8-9の撮影チャンスに恵まれたことになる。

2023年の11月にCTSへ旅客機の撮影に出掛けたとき、撮影に来られたある方を通しインター(International line 国際線)専用の新たなTaxiway(IPA:[tˢʰǽksiwèɪ] 誘導路)ができた旨を知り、「海外のエアラインに在籍する旅客機たちは基本的にその新たなTaxiwayを通る」と伺ったので「デッキやFoodcourtの正面から見えるこれまでのTaxiway{ドメ(Domestic line 国内線)・インター共通}を通るのは上がる(出発する)ときだけか」と感じたが、前回(2024年2月)にそこへ出掛けたときは海外のエアラインに在籍する旅客機が降りて(着陸して)からこれまでのTaxiwayを通っている(vide infra)。

ここから、海外のエアラインに在籍する旅客機が、着陸してからどのTaxiwayを通るかは「風向きの南北による」と推測できる{CTSのRunway(滑走路)は南北に走る}。今回CTSへ旅客機を撮りに出掛けたときは南風だったので「正面から向かって右手側(南)へ上がり、左手側(北)から降りる」という運用だった。このとき海外のエアラインに在籍する旅客機たちは、着陸してから先述の新たなTaxiwayを通ってSpot(駐機する場所)へ向かったので「南風のときにインター専用の新たなTaxiwayを通る」と考えられる。その為海外のエアラインに在籍する旅客機を南風の日に狙うには「Approach(目的のRunwayに向けて、高度を下げながら進むこと)のさなか」若しくは「上がり(離陸)へ向けたTaxiing(旅客機が自らの力だけで地上をゆっくりと移動すること)」を狙う必要があると考えられる。

 

 尚、次回は6月28日に旅客機の撮影の為CTSへ帰還する予定でいる。そしてANAが動員したB-8-10の撮影チャンスがそのときに来てくれることを期待する。