オリバー・ベアマン DNF「残念だ。目の前のインシデントで幸運に恵まれたのに…」
2025年F1第23戦カタールGPの決勝レースが行われ、ハースのオリバー・ベアマンはリタイアでレースを終えた。
ベアマンは、ミディアムタイヤで13番手からスタート。リアム・ローソン(レーシングブルズ)を抜いてひとつ順位を上げたベアマンは、セーフティカー(SC)導入の7周目にピットに入り、新品のミディアムに交換した。9周目に10番手に上がると、ポジションをキープし、順当に32周目に2回目のピットストップを行った。
しかしこの時、ベアマンは左のリヤタイヤがきちんと装着される前に動き出してしまった。タイヤを装着し直したことで大幅なタイムロスを喫したベアマンは、18番手まで順位を落とすことに。さらにこのピットストップが、安全ではない状態でマシンをリリースしたとみなされ、ベアマンは10秒のストップ&ゴーペナルティを科された。41周目にペナルティを消化したベアマンは、その後リタイアとなった。
「残念だ。いい結果が期待されていて、目の前のインシデントで幸運に恵まれたのに。それでも僕たちにはそこにいられるだけのペースがあり、トップ10圏内で戦っていた。今はライバルに負けて、ポイントをいくつか失ってしまったのが残念だが、あと1レース残っているので、ベストを尽くして取り戻すつもりだ」
「ポジティブな面を見なければならない。マシンのドライビングは難しかったものの、ポイントを獲得できるポジションにいることに気付いた。リセットしてシーズンを最高の形で終えることを楽しみにしている」
From fighting for points to a DNF 😥
— Formula 1 (@F1) December 1, 2025
Total frustration for Ollie Bearman after this pit-stop incident 😖#F1 #QatarGP pic.twitter.com/1Ig0vlUspa





