セルジオ・ペレス 7位「本当にひどいレース。戦略で多くの時間を失った」 | 北海熊の独り言

セルジオ・ペレス 7位「本当にひどいレース。戦略で多くの時間を失った」

セルジオ・ペレスは、2024年F1ベルギーGPを7位(ジョージ・ラッセルの失格により1つ昇格)でフィニッシュした。

2番グリッドのセルジオ・ペレスは、スタートでルクレールを抜き去ってトップに立つことができず、ハミルトンに先行を許した。そこからは、ミディアムタイヤを2セットではなくハードタイヤを2セット装着していたことでやや足かせとなり、ラッセルにアンダーカットされ、マクラーレンにも抜かれた。さらに、チームメイトに2度道を譲る羽目にもなった。

しかし、終盤にピットインし、ソフトタイヤに履き替えてボーナスポイントを獲得した。

「2番手からトップ争いをして、第1スティントはうまくいっていた」とセルジオ・ペレスはコメント。

「集団の中で走ることができ、前半ではホイールをぶつけながらも、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と激しいバトルを繰り広げた」

「第2スティントではほかの選手がハードタイヤを装着するなかで、ミディアムタイヤを選択したが、ペースが上がらずプッシュするのが難しかったので、原因を見つけなければならない。マシンを大きく変更したが、昨日の予選とはコンディションが違っていたので、ドライコンディションで試す機会がなかった」

「最後のスティントでは最善を尽くしたが、残念ながら戦略的に大きくタイムロスをしてしまった。最後にファステストラップをマークし、ポイントを加算することができた」

 

「最近はジェットコースターのようにアップダウンのあるレースが続いている。サマーブレイクを利用して改善に向けてチームの再結成をして、シーズン後半は再び戦えるようになることを願っている。シーズンはまだ続くので、サマーブレイクは家族との時間やトレーニングをして、リセットできるのを楽しみにしている」

 

 

「(レース後にF1チャンネルに対して語り)本当にひどいレースだった。セカンドスティントでミディアムタイヤを履いたことで、状況が複雑になった。プッシュしなければならない時に大きく響き、デグラデーションがとてもひどかった。とても短いスティントにしなければならず、それがレースタイムに影響したと思う」

 

「後ろにトラフィックがあるところにミディアムタイヤで飛び込んだんだ。本当に厳しい状況だった。今日の僕たちはタイヤをうまく持たせることができず、バランスも悪かった」

 

「なぜあれほど短いスティントにしたのか僕には分からない。ミディアムタイヤ2セットを使ったことが、かなり響いたと思う」