メルセデスF1代表「フェルナンドはルイスの後任としてメルセデスで走ることに興味がなかった」 | 北海熊の独り言

メルセデスF1代表「フェルナンドはルイスの後任としてメルセデスで走ることに興味がなかった」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、メルセデスでルイス・ハミルトンの後任者になることに「興味がなかった」という。これはチーム代表のトト・ヴォルフの主張で、ヴォルフは2025年のジョージ・ラッセルのチームメイトをまだ決めておらず、マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れるというあり得ないシナリオを待っているという。

 

ヴォルフが注目する17歳のキミ・アントネッリがメルセデスのシートを確保する最有力候補だが、ヴォルフはF1の伝説的ドライバーの一人であるアロンソにその役割を任せる可能性もあったことを認めた。

 

ヴォルフはスペインの新聞『El Mundo Deportivo(エル・ムンド・デポルティーボ)』にこう語った。

 

「もちろんフェルナンドも考慮した。しかし当時、フェルナンドはメルセデスで走ることに興味がなかった。さらに、彼はアストンマーティンで長期契約を提案されていたんだ。当時はそう認識していたよ」

 

2度のチャンピオンであるアロンソは、4月中旬に新しいアストンマーティンとの契約にサインした。

 

「フェルナンドはキャリアを別の方法で管理していれば、多くのタイトルを獲得していただろうね」

 

「彼がマクラーレンでの出来事の後、メルセデスと契約することはできなかったと思う。ディーター・ツェッチェ(元メルセデス・ベンツ・グループ最高経営責任者)はマクラーレンにいて、その後メルセデスにいたので、そのドアは実質的に閉ざされていたんだ」

 

一方、2025年に向けてレッドブルを離れるエイドリアン・ニューウェイだが、次の行き先候補はフェラーリとアストンマーティンだと考えられている。

 

「エイドリアンが来年どこで働くのかは分からない。彼自身もまだ分かっていないと思う」とヴォルフは語っている。