RB首脳、予選でリカルドへの落ち度認める「ポジションに影響が出た」 | 北海熊の独り言

RB首脳、予選でリカルドへの落ち度認める「ポジションに影響が出た」

RBはシルバーストンでの初日の苦戦を覆すことができず、F1イギリスGP予選で角田裕毅は13番手、ダニエル・リカルドは15番手に終わり、大規模アップグレードを投じたスペインGP以降、3戦連続でQ3を逃すこととなった。

 

予選Q2におけるRBの戦略的決定はリカルドを苛立たせた。コースインが遅れた結果、「自分がされたら嫌なことをやれと指示」されビルドラップを妥協せざるを得ず、挙げ句に肝心のラップではダーティーエアーの中を走らなければならなかったとして、予選後のリカルドは明らかに不機嫌だった。

 

テクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エギントンは、リカルドのグリッドに悪影響が及んだとして落ち度があったと認めた。

 

「赤旗、雨の脅威、突風などの要因で決して容易ではなかったQ1を最大限に活用するためにドライバーとチームは本当に良く働いてくれた」とエギントンは語る。

 

「両方のクルマが2回のランを行ったため、Q2の方が幾らか複雑さが軽減された。ダニエルとユーキはどちらもQ2の最初のタイヤセットでダブルプッシュを行ったが、この時点でQ3進出が難しいことは明らかだった」

 

「残念ながらQ2の最後のランではダニエルを良い状況に導くことができず、結果としてかなりのトラフィックに巻き込まれてしまい、明日のポジションに影響が出てしまった」

 

「自分達が望む位置からやや後退しているが、周囲のクルマとのラップタイムの差は小さい。チームはクルマからすべてを引き出すために全力を尽くしている」