ランド・ノリス 予選2番手「フェルスタッペンに挑むには不十分」 | 北海熊の独り言

ランド・ノリス 予選2番手「フェルスタッペンに挑むには不十分」

ランド・ノリスは、2024年F1第11戦オーストリアGPの予選で2番手タイムをマーク。2戦連続でフロントロースタートを獲得したにもかかわらず、マクラーレンのペースはポールポジションのマックス・フェルスタッペンに挑戦するには「不十分」だったと評価した。

ランド・ノリスは金曜日のスプリント予選でフェルスタッペンにコンマ1秒及ばず、土曜日のスプリントでは序盤からフェルスタッペンに勝利を挑んだが、レッドブルのエースは本予選でペースを上げた。

予選結果はコンマ数秒の差で決まることが多いが、フェルスタッペンは64秒ラップでノリスを0.4秒秒以上上回り、予選で圧倒的な強さを見せた。

ノリスは、土曜日のラップタイムは前日よりも何かが欠けていたとほのめかし、マクラーレンがなぜフェルスタッペンの猛攻に一歩及ばないのか、その理由を探ろうとしている。

「風やコンディションなど、昨日よりも今日の方が少し難しかった」とノリスは語った。

「でも、相対的に見ると、僕たちはマックスに対してよりも、メルセデスやフェラーリに近い位置までかなり後退している」

「だから、その責任の一部は僕にある。間違いなく昨日はもっと良いラップをして、その埋め合わせをしたんだと思う。そして、今日は少なくともコンマ1~2秒は、僕の方からすればとても良いラップをしたことで埋め合わせができたと思う。でも、マックスに追いつくには明らかに不十分だった」

 

「彼は良い仕事をしたし、レッドブルは昨日よりも良いステップアップを果たした。そして、僕たちが今日達成できたものよりも明らかにずっと速かった」

「それでも2位、フロントローだ。明日はいい結果を出せることを願っている」

土曜日の朝のスプリントでは、ノリスがレース優勝をかけてフェルスタッペンに挑戦する試運転を行ったが、及ばなかった。

5周目にターン3に突入して一時的にリードを奪ったが、一時トップに立ったが、その後、再びフェルスタッペンに先行され、マクラーレンのチームメイト、オスカー・ピアストリにも抜かれて3位に後退した。

 

 

しかし、そのミスはさておき、ノリスはレースコンディションでチェッカーフラッグまでフェルスタッペンに挑戦できるペースを持っていたかどうか確信が持てず、日曜日のグランプリでは、予選でのフェルスタッペンのペースを考慮すると、また難しい挑戦になるだろうと予想している。

「自分が何を間違えたかはわかっている」とノリスはスプリントについて語った。

「それはとても明らかだった。でも、マックスが今日見せたペースの優位性から、おそらくそれは明日にも持ち越されるだろう」

「だから、今日だって、完璧な走りができたかどうか自信がないし、マックスと僕だけだったら、マックスのペースについていくだけのペースを出せたかどうかもわからない」

「そして今日の予選では、彼らが僕たちよりもかなり優れていたことがわかった。だから、どうなるか見てみよう」

しかし、ノリスは悲観的ではなかった。「また明日がある。状況は変わるだろうし、コンディションまたとても暑くなるだろう。最近レースは僕たちにとって良いものになっている」

「予選に関しては、それが僕たちの強みの一つだった。だから、どんなことができるか楽しみだ」