F1オーストリアGPフリー走行1回目 : フェルスタッペンがマシンストップからの最速。角田9番手 | 北海熊の独り言

F1オーストリアGPフリー走行1回目 : フェルスタッペンがマシンストップからの最速。角田9番手

2024年のF1世界選手権 第11戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月28日(金)にレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)トップタイムをマークした。

60分間しかプラクティスタイムがないオーストリアGPで開始30分が経過した頃にフェルスタッペンはコース上でストップ。赤旗中断となったが、セッション再開後にフェルスタッペンはすぐに走行に戻ったことから大きな問題はなかった。

 

 

マックス・フェルスタッペンは1分05秒685秒を記録してタイムシートのトップに立った。一方、チームメイトのセルジオ・ペレスは12番手と勢いをつけることはできなかった。

2番手には0.276秒差でマクラーレンのオスカー・ピアストリ。チームメイトのランド・ノリスはアタックラップのセクター2でコースオフを喫して13番手だったが、セクター1では区間ベストをマークしており、今週末はマクラーレンが強そうだ。

 

3番手にはシャルル・ルクレール、4番手にはカルロス・サインツJr.とスクーデリア・フェラーリの2台が続き、ある程度の競争力はみせている。

しかし、5番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)はこのセッションでハードタイヤしか使っておらず、ジョージ・ラッセルも8番手につけていることから、フェラーリとのバトルが期待される。

 

6番手にはアルピーヌF1のエステバン・オコンがミッドフィールドのトップに立った。チームメイトのピエール・ガスリーは11番手。

7番手にはアストンンマーティンのランス・ストロール。チームメイトのフェルナンド・アロンソは10番手。

そして、9番手にはRBの角田裕毅がトップから0.894秒差でトップ10入り。RBは前戦でアップグレードを機能させることができず、2台でパーツを分けて評価にあたった。ダニエル・リカルドが16番手だったことから、角田裕毅サイドのセットアップが正解だったかもしれない。

しかし、上記のように特にアルピーヌが競争力をつけており、セルジオ・ペレスとランド・ノリスが本来の走りをすれば、RBはポイント争いはまだ難しいかもしれない。

F1オーストリアGPは、このあと23時30分(現地時間16時30分)からスプリント予選が行われる。

 

2024年 F1オーストリアGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒685   28
2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分05秒961 0.276 32
3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分06秒055 0.370 31
4 55 カルロス・サインツJr. フェラーリ 1分06秒128 0.443 31
5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分06秒254 0.569 29
6 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1分06秒297 0.612 30
7 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分06秒394 0.699 27
8 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分06秒386 0.701 32
9 22 角田裕毅 RB 1分06秒579 0.894 30
10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分06秒603 0.917 30
11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分06秒734 1.049 28
12 11 セルジオ・ペレス レッドブル 1分06秒783 1.098 24
13 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分06秒880 1.195 30
14 24 周冠宇 ザウバー 1分06秒919 1.234 28
15 77 バルテリ・ボッタス ザウバー 1分06秒925 1.240 29
16 3 ダニエル・リカルド RB 1分06秒962 1.277 31
17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 1分06秒966 1.281 31
18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分06秒995 1.310 28
19 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 1分07秒145 1.460 31
20 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分07秒259 1.574 29