ジョージ・ラッセル 4位「スタートは13年前のアロンソをアイデアにした」 | 北海熊の独り言

ジョージ・ラッセル 4位「スタートは13年前のアロンソをアイデアにした」

ジョージ・ラッセルは、2024年F1第10戦スペインGPの決勝を4位でフィニッシュ。13年前にフェルナンド・アロンソがオープニングラップでトップに立った際の猛烈なスタートにインスピレーションを受けたことを明らかにした。

ジョージ・ラッセルは、ターン1のアウトサイドから大胆なオーバーテイクを行い、最初のコーナーでマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスを追い抜いた。

メルセデスドライバーは、フェルスタッペンのスリップストリームに身を置き、左に方向転換してアウトサイドを回り込み、レースのトップに立った。

結局、ラッセルはその後すぐにフェルスタッペンにトップの座を奪われ、この動きは無駄に終わったが、それでも素晴らしいムーブだった。

 

フェルナンド・アロンソも、2011年のスペインGPのオープニングラップで4番手からレースをリードした。

アロンソは、KERSシステムを戦略的に使用し、見事なマシンコントロールでターン1で2台のレッドブルとルイス・ハミルトンを追い抜いた。

バルセロナでレース後、ジョージ・ラッセルは、昨夜同様のスタートを「夢見ていた」と認め、2011年のアロンソの華麗なスタートについて言及した。

 

「そうだね、昨夜、それを夢見ていたし、どんな作戦で挑むか考えていたんだ」とラッセルは言った。

 

「天気予報を見て、1コーナーで向かい風になることがわかった。ということは、コーナーの奥までかなり遅くまでブレーキをかけられると思ったんだ」

「そうだね、カートレースをしていた頃、2011年にフェルナンドが4番手からスタートしてトップに立ったのをよく覚えている。だから、それが可能だと分かっていた」

 

ジョージ・ラッセルはトップに立ったにもかかわらず、4位に終わった。ラッセルはピットストップ段階でノリスに負け、最終スティントでハードではなくソフトを選択したハミルトンに追い抜かれた。

ラッセルはハードタイヤの選択は「かなりひどいもの」だったと認めた。

「そうだね、ちょっとね」とラッセルは付け加えた。「今日はちょっとしたことがいくつか不利に働いたと思う。ピットストップが遅かったせいで、ミドルスティントで後手に回り、少しプレッシャーを感じたんだ」

「そして、ご存知の通り、ランドとの戦いで多くの時間を失い、ピットインしてハードタイヤに交換した。あれはひどかったが、チームとしては3位と4位を守ることができたし、僕たちが目指していたことでもある」