マックス・フェルスタッペン 予選2番手「マシンの力を最大限に引き出せたと思う」 | 北海熊の独り言

マックス・フェルスタッペン 予選2番手「マシンの力を最大限に引き出せたと思う」

マックス・フェルスタッペンは、2024年F1第10戦スペインGPの予選で2番グリッドを獲得。レッドブル・レーシングはポールポジションを逃したものの、マシンから最大限を引き出したと語った。

Q3の最終ラップで、ランド・ノリスが0.2秒差で彼をかわし、フェルスタッペンはフロントローからのスタートを余儀なくされた。

フェルスタッペンは、最終周のピットストレートでチームメイトのセルジオ・ペレスのスリップストリームの恩恵を受けた。先月、ニコ・ヒュルケンベルグのトウを利用してイモラでポールポジションを獲得したワールドチャンピオンは、予選前にこの作戦を計画していたわけではないと語った。

 

チームメイトをターン10で追い抜いた後、ペレスはレースエンジニアのヒュー・バードから『ターン1までプッシュして、そのあと道を空けろ』と指示された。これは、後方のフェルスタッペンにスリップストリームを提供するためだった。これによりフェルスタッペンは、セクター1でノリスよりもわずかに速いタイムを記録したが、マクラーレンのドライバーは最終的にわずか0.020秒差でポールポジションを獲得した。

ポールポジションを逃したことを知らされた後、フェルスタッペンは無線でチームに『チェコがちょっと引っ張ってくれた』と伝えた。『本当にすべてを絞り出したと思う』と彼は語った。

セッション後、フェルスタッペンは、チームメイトのスリップストリームはQ3前に計画されていたものではないと語った。

 

「たまたまだった」とフェルスタッペンは語った。「最初はチェコの周回位置が分からなかった。そのあと彼らはどこにいるか教えてくれた。だから、僕は『彼についていこう』と思ったんだ」

 

 

また、レッドブル・レーシングの予選後のプレスリリースでマックス・フェルスタッペンは土曜日を以下のように振り返った。

「効果的な変更を施すことができたので、予選の走りはだいぶよくなった」とフェルスタッペンはコメント。

「マシンの力を最大限に引き出せたと思うし、運転していて気持ちがよかった。 ハイスピード時の感触は良好で、高速コーナーはとても速かった」

「週末を通してうまく調整ができているし、よいレースウイークを過ごせている。フリー走行では僕たちが一番速いと感じなかったけど、予選はとてもいい感じだった」

「 マクラーレンは週末を通して速さをみせていて、僕たちは少し後れを取っているようだ。 さらに競争力を高めるために、 明日の決勝に向けてパフォーマンスを最適化し、なにができるか検討しなくてはならない」

「明日は接戦のレースになるだろう。タイヤのデグラデーションが高いので、タイヤへのアプローチがカギとなりそうだ。いくつか分析するべきことがあるけど、予選はよかったので明日は優勝を目指して戦う」